”いろいろあったおんな”の生活の日記

かなり若く見られる高齢女のジャンルを問わない私見を綴ります

お勉強が苦手な中学生☆数学★ロジカルな思考

rope light 2

 

 

 

昨日は、英語について基本的なことをお話ししましたが、

今日は数学についてお話ししてみたいと思います。

 

私自身は、俗にいうところの『文系』なのですが、

数学は大好きです(^◇^)

 

なぜなら、とてもロジカルだからです。

 

ところが、困ったことに最近のお子さんは、

ロジカルなことが、とっても苦手です(- -;)

 

ほとんどのお子さんが、

「なんとなく、こんな感じ」

で、全ての科目に対応しています。

 

数学では、計算問題ならそのままストレートに計算すればよいのですが、

文章問題になると、

 

〇〇は、◆だから、△を加えると◇になる

 

と、いうように論理的に考えることが必要なのですが、

それができないんですね。

 

例えば、文章問題の式をかかせて、

「どうしてこういう式になったか説明してみて下さい」

と、言うと、

 

なんとなく、足してみた

ひくような気がしたからひいてみた

2で割るとちょうどいい数字になるから割ってみた

 

など、恐ろしいことを言うんですね。(- -;) ホント怖いわー

 

中学生に

 

6 ÷ 2 = 3

 

という式はどういう事を表していますか?

と質問すると、

6を2で割ると3になる

と、答えます。

 

では、6を2で割ると3になる というのは、

どういう事でしょうか?

 

と尋ねると全員が黙ってしまいます。

 

6÷2=3 が 表すのは、

 

① 6の中には2が3つある

② 6を2つに分けると3ずつになる

 

という2つの意味なんです。

基本的にこのことが分かってないと、掛けなければならないときに

割ってしまったりします。

 

 

◇「みはじ」って言葉、知ってますか?◇

 

そうですねー、例えば、距離と速さと時間の関係 

問題などでよくその間違いを見かけますね。

掛けるところで、割ってしまったり、またその逆をしてしまったり。。。。

 

これは、基本的には小学校で簡単な基礎を学ぶのですが、

中学でも再度出てきます。

 

これは、論理的に考える非常に良いカテゴリーになりますが、

学校では、

 

「なぜそうなるか」

「どのように考えるか」

 

についてはほとんど教えることがないようで、

(中にはきちんと説明していらっしゃる先生もおられると思いますが)

 

みはじ

 

と、言う言葉を使って覚えさせているようです。

 

以前、このカテゴリーの問題を解いている生徒が、

「えっと、みはじ だから・・・」と

ぶつぶつ言っているので、

「みはじ ってなぁに?」

と、尋ねたところ、

「えっ、先生、みはじ 知らないの?教科書にも

書いてあるよ」

と、言われて教科書のそのページを見せてもらったところ、

なんと、

道のり=速さ×時間 → みはじ で覚えましょう

と、書いてあるのです!

以前はそんなことが書いてある教科書は無かったので、

その時期頃から書かれ始めたのでしょう。

 

だから、生徒は、なぜ、

速さ と 時間 を掛けると 道のり が出るのか

なんてことは全く考えないですし、もちろん、

自分で、速さ と 時間 を掛けると 道のり が

出るなんてことを発想することすらありません。

 

こういう事を論理的に考えられないと、中1の夏休み前に

「文字式」

を学びますが、その時点で式を作ることができません。

 

基礎的な問題に、

 

1冊 a 円の 本を b 冊 買って、2000円を払ったら、

200円のおつりがありました。これを式で表しなさい。

 

という問題がありますが、これを考えることが

できないんですね。

 

1冊 300円 の 本を 6冊買って、2000円を払ったら

おつりはいくらでしょう?

 

と言われれば、さすがに中学生ですから、

すぐに答えを出すことができます。

 

しかし、数字ではなく、文字になった途端にわからなくなって

しまうんですね。

簡単なもの(小学生レベル)に関しては、数字があると中学生なので、

直感的にわかるんですね。

でも、数字が文字になると、根本的な考え方を理解していないので、

分からなくなってしまうんです。

 

ちなみに、速さというのは、単位時間あたりに進む距離を表しますが、

それ自体を理解していない子供が多いのです。

 

確かに、学校という場所では、様々なレベルの生徒を相手に

一人の先生が教壇に立って教えるのですから、しかも

限られた時間で、ですから、最低限の範囲は出来るだけ多くの生徒が答えられるように、という授業形態になるでしょうし、また、生徒によっては当然ついてこられる生徒もいれば、そうではない生徒もいるわけです。

 

そうなると、ここは、簡単に覚えさせてしまおう、という

発想になってしまうのでしょうね。

 

でも、以前にもお話ししたように、考えて理解することなく覚えたこと、というのは、すぐに忘れてしまいます

 

また、ちょっと問題をひねると途端に答えることができなくなってしまいます。

 

例えば、

 

A地点からB地点まで、a キロある。行きは時速xkm/h で、

帰りは時速 y km/h で進んだ。平均の速さを出しなさい。

 

と、いう問題になると手も足も出ない、という状態になります。

(ちなみにこれは中1の文字式の問題です)

 

距離、速さ、時間 の関係についてきちんと理解していれば、

どうってことない問題なのですが、できないお子さんの方が

多いのは事実です。

なぜなら、覚えた 「みはじ」 に何をあてはめて良いのか

分からないからです。

 

そして、この文字式の授業が終わり、方程式に入ります。

当然、方程式は式が作れなければ解くことができません。

 

このあたりから、「数学おちこぼれ」が顕著になってきます。

小学校の頃は「覚えれば何とかなった」ことも、中学の数学では、

理解しないと、答えることができなくなってきます。

 

「考える」ことで問題を解けばよいのですが、覚えたものに

あてはめて問題を解くことを、小学校から続けてきたお子さんには

中学の数学はかなり厄介なものとなってしまいます。

 

そして、ご父兄は、お子さんが

 

論理的な思考なしに、

覚えたことにあてはめて答えを出した

 

その結果、たまたま点数が良かっただけでも、

 

「うちの子は大丈夫だわ」

 

と思ってしまうのです。

怖いですよねー

 

このパターンに当てはまるお子さんは、中学では

だんだんと成績が下降線をたどるようになります。

 

特に証明問題は苦手なのが特徴ですね。

だって証明問題は論理的に説明することが回答になるわけですから。

 

また、数学を論理的に考えることができると、物事を論理的に

見ることや考えることの一助となります。

 

 

◇思考との関係◇

最近の流れとして、考えることより感覚的にものごとを見ることが

もてはやされているような気がします。

 

勿論、感覚的なことというのは非常に重要なファクターです。

が、しかし、それだけでは人としてバランスが良くないのではないでしょうか?

 

単純に、物事の良し悪しを感覚で決めて良いのでしょうか?

人間関係や、社会の仕組み、自分の人生について、

などなど、考えるべきことはたくさんあります。

考えた上で、計画を立てる、

考えた上で、結論を出す、

こういった『思考する』ということは非常に大切で、

脳の発達を促します。

 

そもそも、人が他の動物と大きく異なるのは、本能の他に、

理性があるからです。

理性は感情によって育てられるものではなく、思考、知識、などに

よって育まれるものです。

 

前頭葉の発達なくして、理性は育ちません。

前頭前野は人の社会性を保持するという重要な働きをしています。

前頭前野にダメージを受けると、理性がきかず反社会的な行動を

とるようになってしまいます。

 

この前頭前野は、思考、推理、計画など、人らしい働きを

担っているので、脳の中でも指揮者に例えられる重要な部位です。

 

この部分が未発達だと、感情の抑制がきかず、また、計画的に

物事を行うことも苦手になり、社会的に正しい判断ができないように

なってしまいます。

小さな子供はまだ前頭前野が発達途中なので、ほしいものが手に入らないと

所かまわず泣いたり、駄々をこねたりしますよね。

大人でも、自己中心的で物事の基準がすべて自分という人を時々

みかけますが、そんな人を見ると私はつい、

「この人の前頭前野はどうなっているんだろう?」

と、思ってしまいます ( ̄▽ ̄;)

 

と、まぁそういうわけで、思考するということは人にとって、

人である為に重要な行為なわけですね。

また、思考することにより、脳に刺激が与えられ、脳の発達を

促すことも重要ですねー。

 

そういえば、

Don't  think!  Feel.

と、いう名台詞がありましたが、それは、その方が重要な場面だから、

であって、常に

Don't  think!  Feel.

では、困りますよ( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆英語の学習★基本

A

 

昨日は英語の学習について、ザックリとお話ししましたが、

今日はもう少し踏み込んでみたいと思います。

 

 昨日の記事はこちら ↓

onnanojinsei.hatenablog.com

 

 

まず、英語が苦手な、、、というとかなり婉曲な表現ですが、

ズバリ、

 

英語の成績が悪い

 

お子さんというのは、大体の場合「英語」の基本が

全く分かっていません。

 

学校では、

 

Hello  は  こんにちは

 

How are you?   は ごきげんいかがですか?

 

というように、教えていきます。

でも、how、are、you の各単語については、この時点では全く教えません。それなのに、次に違う使い方で出て来た時には、前に学んだ単語としてわかっていて当たり前の対応になっているのが現状です。

 

「先生、うちの子は数学は出来るんですけど、英語がまったくダメで、

英語をよろしくお願いします。」

 

と、おっしゃるお母様のおっしゃる通り、その子は本当に

英語がダメでした(いや、ホント、かわいそうに)

 

How are you? 以外に、how という単語は使うことがないと

思っていたようで、

 

How long does it take?  (どの位時間がかかりますか?)

 

と、言う文で、

 

ご機嫌は長いですか?

 

と、和訳しました(苦笑)

ちなみに中3の夏休みです。

いやいや、まず日本語としてどーよ、それって。

ご機嫌が長いって・・・・笑うに笑えない・・・

 

どうも、中1の最初に学校で暗記させられた

 

How are you? ご機嫌いかが?

 

の印象が強烈だったようですね。

 

まぁ、こういう感じで、中1の英語は始まるわけです。

最初に、アルファベットを読み書きできるように、

次には、曜日、月、犬、猫などの名詞を覚えていきます。

そして、上記のような簡単な挨拶や自己紹介などの会話文ですね。

 

確かに、単語さえ覚えれば、意思の疎通って何とかなるところって

ありますよね。

 

例えば、その辺の道で海外の方に、

 

渋谷  駅  電車  

 

と言われたら、「あー、渋谷駅にいきたいんだなー」って

わかりますよね。

 

でも、学校の英語はそういうわけにはいきません(ザンネン!)

 

結局、学校で行われる中間テストや期末テストなどでは、

『単語』だけではなく、和訳・英訳のいずれにしても、『文』を求められます。

 

中学校で求められる 

 

文の形

 

は本当に基本的なものばかりですので、最低限のものを

理解してしまうとあとは結構楽にこなすことができます。

 

皆さん、覚えてませんか??

S とか V とか O とか C とか ( `ー´)ノ

 

日本語はとっても複雑で難しい言語です。

 

 私は学校へ行く

 

と、言う文は、

 

 学校へ行く、私は

 

と、言っても、

 

 行く、私は学校へ

 

と、言っても日本語の文として成り立っていますよね。

 

でも、英語は基本的に各単語の役割で文中の位置が決まっているんですよね。

 

日本語は、~が、~を、という助詞があるから、言葉の位置の入れ替えが

できるんですね。

 

でも、英語には、~が、~を、にあたる言葉はありません。

その代わりに、文のどこに単語があるか、で、

~が、~を、 を表現するんですね。

 

文の最初に、主語としておかれる単語は ~は、~が という意味を持つんですねー

 

基本的には、その主語の次に来るのは『どうする』『~です』という

動詞がきます。

 

まず、この段階で、文の基本の 主語 と 動詞 の文中の位置を

理解することが大切です。

 

基本として、英語は

 

最初に 主語(S)~は、~が、にあたるもの

次に 動詞(V) 状態、様子、動作を表すもの

 

がきます。

例えば、文の一番最初に、

『I』 があれば、それは、

「私は」、又は 「私が」、 という意味になります。

『He 』 があれば、それは、

「彼は」、又は 「彼が」、という意味になります。

 

次に、来るのは V です。

例えば、主語に I があれば、

walk (歩く)、come(来る)、run(走る)

などを I の後ろに持ってくることで、

私は歩く、

私は食べる、

私は走る、

という基本の文を作ることができます。

(この段階で自動詞、他動詞を考えるのはやめておきましょう。

話がややこしくなるだけです)

 

まずは、最低限これをしっかりと理解しましょう。

誰が(何が)どうする という形の文を作ることができます。

 

これがしっかりと分かったら、動詞について学びましょう。

動詞というのは、英語の中で唯一変化する単語(助動詞も変化しますが・・・、時制の変化だけですね)です。

学生としては、文の中で、一番注目しなくてはならない単語です。

時制を表したり、受動態、進行形、完了形など様々なものを表現します。

 

そして、大切なのが、

 

be動詞

 

です。

この動詞は動詞の中でも別格の大御所なんですよー

とっても重要な動詞です。

 

まぁ、動詞は全部大切ですけどね f(^^;)

昨日の記事で紹介している参考書は、中学生には

非常にわかりやすく、また覚えやすく書かれていておススメです。

ポイントが絞ってあるので理解しやすくなっていますね。

(繰り返しますが私はZ会とは何の関係もありません。

ただ単にこの参考書が使いやすいので気に入っているだけです)

 

このZ会発行の

『中学英文法 Fine』

は、今まで私がザックリと述べたようなことが、順序立てて

分かりやすく書かれています。

ちなみに、この参考書は中学生用です。

でも、英語ができない高校生にもおススメです。

 

と、まぁ、こういう基本をしっかりと理解すると、

『英語』が見えてきます(^-^)

 

英語は日本語のような複雑な言語ではありません。

特に中学で学ぶ範囲のものは、本当に基本になるもので、

中学3年間で学ぶものだけでほとんどの表現ができます。

あとは、語彙を増やせばOKです。

単語を覚えるときは、単語単体ではなく、必ず文にして覚えましょう。

 

例えば、

 

false

 

という単語を覚えるときに、

 

That idea seems false. (その考えは間違っているようだ)

 

と、いうように覚えると、false の意味や使い方、

そして表現の形も1つ覚えることができます。

他の単語も一緒に覚えられますしね♪

 

そして、覚える時には必ず音読しましょう。

これ、大切です。

特に発音は、とっても大切です。なぜなら正しく単語を早く覚える為に

必要だからです。

できるだけネイティブのCDのついているものを用意して、

よく聞きましょう。

そして同じように発音してください。(正しく発音できるように

努力しましょう。恥ずかしがってはいけません。耳で聞いた通りに

発音できるよう頑張りましょう)

 

ネイティブの発音を聞きながら、音読をする。

これが一番お勧めの勉強方法です。

 

例えば、毎日30分、聞きながら音読をしてみてください。

かなり英語力がついてきます。

ちゃんと集中してやってくださいね。

30分なんてすぐに経っちゃいますよ(^-^)

慣れたら、時間をのばしていきましょう。

最終的には、日本語の文を見て、英文をスラスラと書ける水準になるまで

繰り返します。

 

これができるようになると、おそらく

 

一番得意な科目は英語

と、言えるようになるでしょう。

 

何でもそうですが、努力しないで楽に良い結果を

得ることはできないものです。

 

まして、他の生徒がずっと先に進んでいるのに、後れをとっているなら

なおさら、努力が必要です。

まぁ、努力ができない子だから、後れをとっているんでしょうけどね f(^^;)

 

あ、そうそう、私がオススメした参考書ですが、

これを買って、お子さんに 「ホイ、勉強しろよ」 と

渡したところで、宝の持ち腐れになるのがオチですよ。

やめておきましょう。

 

英語に限らずですが、勉強が苦手なお子さんは、多くの場合、

日本語が不自由です。

えっ??日本人じゃないのかって??

いやいや、立派な(?)日本人ですよ。

でも、学齢にふさわしい日本語の知識を持たないお子さんが

ひじょーーーーーに多いんです。

本を読まないお子さんがとても多いのも事実です。

 

ですから、猿にもわかるように簡単に書いてあるわかりやすい

文章でも、意味をくみ取れないお子さんがたくさんいるのです。

 

そういうお子さん達に、この参考書を買って渡すだけでは、

豚に真珠、猫に小判、猿に参考書、という状態必至です。

 

ちゃんと、1行ずつ一緒に読んで、この1行に書いてあることは

分かるかな?と確認していかないと、イタリア人に日本語の本を

渡したときと同じ位、理解できないんですよ。

 

実際、中学生で、

数学の問題の意味が分からない、、、

というお子さんは数多くいます。

もはや、数学が分からないのではなく、それ以前に、文章問題の意味が

分からない、という状態ですね。

 

いつから日本人はこんなに日本語が苦手になったのか

不思議です。。。(- -;)

 

以前教えていた生徒達ですが、中3の女子2名で

冬期講習を行っていた時です。

確か、数学の相似の説明をしていたときだったと思います。

 

私 : では、その紙の点線を書いてあるところを谷折りして下さい

生徒A : えっ??

生徒B : 先生、日本語で言ってください。

私 : ん?? 日本語しか話してないけど?

生徒A : タニアリ って何ですか?

私 : いえいえ、谷折りですよ。

生徒B : 何ですか?それ・・・

そこで、谷折りをやって見せて、

私 : 「谷 ってあるでしょ?」

生徒A : タニ って何ですか?

生徒B : やだぁ、Aちゃん、タニ知らないの?

私 : では、Bさん、Aさんに谷を説明してあげてください。

生徒B : 谷ってー、川があって、キャンプをするところだよ

私 : (ん? 微妙に違うような・・・嫌な予感・・・)

私 : じゃあ、ここに谷の簡単な絵を描いて説明してあげてください。

生徒B : はーい

 

と、言って描いた絵はフツーの川岸でテントを張っている絵でした。

どこにも谷らしきものを表す絵はない・・・・

 

私 : Bさん、それはもしかして、河原でテントを張っている

    ところですか?

生徒B : はい、これが谷です。

私 : どこ?

生徒A : それ、多摩川とか江戸川とかと同じだよね?

生徒B : そんな感じだけど、もっと遠くだよ

 

この会話の不毛さ、わかりますか?

中3で高校受験を控えた生徒2人が『谷』を分からない状態・・・

 

結局私が簡単な図を描いて説明して、だから谷折りって

いうんですよ、ついでに

「獅子は我が子を千尋の谷へ落とす」

という言葉と意味も一緒に教えたのですが、

「へぇー、お母さんに教えてあげよう」

と、言う言葉に何とも答えることができませんでした(- -;)

 

これが、平均的な中学生とはいいませんが、残念ながら結構多いのも

否めないところです。

 

脱線してしまいましたが、英語の基本は

・まず文の形を理解しましょう

・毎日ネイティブのCDを聞いて音読をする

この2つが大切ですよ

 

ローマは一日にして成らず

Roma was not built in a day.

 

です。

 

 

お勉強が苦手な中学生☆英語の学習

 今日はお勉強が苦手なお子さんの中でも、中学生の

英語ができない子が多いことについてお話ししてみたいと思います(^^)

まずお勧めの参考書はこれです。

 

 

 

 

これは、私の英語の授業を受ける中学生には必ず購入してもらっています。

(ちなみに私はZ会と何の関係もありませんし、何も頂いていません。

でも過去にかなりの数を購入しています。もちろん定価で)

 

非常にわかりやすく、見やすくて適切にまとまっていると思います。

 

英語

 

って、今は小学校5年生から始まりますが、

まぁ、小学校のうちは、簡単なダンスを交えた英語の歌とか、

挨拶ですよね。

 

ちなみに、私が思うに、

 

英語 は 言語

 

なので、数学や化学とは全く違うものなんですよね。

 

よその国の違う民族が話す言葉を身に着けることが

英語の学習になっているわけです。

 

私が中学生の頃って、結構、文法にこだわった英語の授業があり、

また、教科書には日本語が載っていませんでした(確かそう思うんだけど・・・)

 

でも、今の中学生の英語の教科書(crown とか horizon とか)って、

バンバン日本語が書いてあるし、下手すると、単語の読み方がカタカナで

書いてある!!!

しかも、単語の意味は辞書がなくても教科書の後ろに全部出てるし!!

 

だから、生徒には英語の辞書をもっていない中学生もいるんですよ!!

驚きですよねーー

 

私は、単語は辞書を引くのが基本と教えています。

 

なぜなら、英単語を1つの日本語の意味で表すことは不可能だからです。

 

その単語が本来表しているものは何か

 

を知るには、辞書を引いて、そこに書いてある意味や例文を全部読むと

その単語の本来のコアな部分が見えてきます。

 

例えば、日本語で

 

『思う』

 

と、いうと、中学生は99%が

 

『think』

 

だと答えるんですねー

 

でも、日本語の『思う』という言葉は、

 

1.あの人が犯人だと思う

2.おなかがすいたと思う

3.アメリカへ行ったら何をしようかしらと思う

4.この数学の答えをだすのは難しいと思う

5.君のことを思っているよ。

 

などなど、英語で考えると全部意味が違うんですよねー

 

1.は 「推測する」 という「思う」→ guess

2.は 「感じる」 という「思う」 → feel

3.は 「~かしら」 いう「思う」→ wonder

4.は 「思考する」 という「思う」→ think

5.は 「愛情を感じている」 という「思う」→love

 

と、場面に応じた『思う』があるわけですよね

 

でも、学校の英語ってそんなことまでは教えてくれないし、

教えている時間もついてくる生徒の数も少ない・・・

だから、自分で学ぶしかないんですよ

 

そのために、辞書を引いて、その単語の意味を全部読むと、

コアの部分が見えてくるんです。

 

これは、私が中学の時に、「思う」って和英辞典を

ひいたときに、あまりにたくさんあって、「なぜ?」と思ったのが、

きっかけでした。

 

そうやって考えると、日本語の正しい使い方も少し見えてきたりして。。。

 

英語は日本語と全く文法が異なりますよね。

でも、昔は文法に重点を置いて、結局中高6年間英語を学んでも、

英語を話せない日本人が多かったので、文科省は会話重視で

文法二の次の英語授業を中心にしたんですよね。

 

でも、でも、ですよ、

全く知らない言語を週に2~3時間、意味も訳すことなく、

文法も教えずに英語をやり始めると、12~13歳の子供が

理解できるでしょうか??

 

たとえば、ご父兄が、文法も文章の意味を訳すこともなく、

スワヒリ語や、定冠詞だけで16個もあるドイツ語を

いきなり、挨拶や歌で始めて、単語の本来の意味も調べずに

週に3~4時間程度の授業を他の科目の授業もあるのに、

和訳もせずに授業が進んでいくと、その科目が苦手になりませんか??

 

と、いうのが、私の英語の授業に関する認識なんですね。

だから、私は文法から英語は入ります。

英語はよその国の言葉だから、和文の言葉1つ1つを英語に置き換えるだけでは、

英語はできないよ。

 

ある現象や、行動、事象を、日本語では何と言って、

同じ現象や、行動、事象を、英語では何と表すか

 

を考えないとダメなんだよ。

と、最初に教えます。

 

そして、次に英語の文法を教えていきます。

ちょうど学校と反対ですね。

 

その英語の授業に役立つのが上記の参考書なんです。

これは、私が使いやすく、また中学生にもわかりやすく書いてあるので

とっても気に入っている参考書です。

(しつこいようですが、私とZ会は何の関係もありません・・・)

私が英語を教える中学生には必ずこれを用意してもらいます。

 

もし、中学生で英語が苦手だったら、この参考書をよぉーーーーーく、

何回か読むととってもよくわかると思いますよ(^^ゞ

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆脳科学★1

Brain

 

 

さてさて、

成績が良くない子供は親が作る

、、、という

点についてお話ししてきましたが・・・・

 

昨日、触れたように、ご父兄はとっても良識的でちゃんとした

大人なのに、お子さんの成績が良くない・・・

と、残念な現象もごくまれにあります。

 

ご父兄のお子さんの育て方は、例えば、常識や良識を持った

ご父兄なら、

 

公園で木の葉や草、花などをちぎろうとする小さな子供に、

 

「この葉っぱや小さな花にも命があるんだよ。

必要がないのに、ちぎったら命をうばうことになるんだよ。

隣にある花が子供かもしれないのに、子供からお母さんを

とっちゃ可哀そうでしょ?

可愛いお花だからここで見てあげようね。

ほら、このお花のここは 花びら っていうのよ。

ここが くき って言うの。」

 

と、命の大切さを教え、同時に公園でのマナーも教え、そして

したいことは何をしてもいいわけではないということも、

さらに自然の植物についての知識までも教えていますが、

 

多くのご父兄は、小さな子供が公園で草や花をとっても

注意することすらしません。

子供が花を取って何が悪い、小さな子供なんだから

当たり前、と言わんばかりです。

 

このような日常の何気ないところでの差は10歳の

子供なら、10年分の差となって表れてきます。

10年間、毎日の親子の当たり前の会話と行動が大きな差を

作ってしまいます。

 

差がつくのは当然ですよねー

 

こうやって養われた子供の感性は、いろいろな場面で

様々な違いを見せつけてきます。

 

子供達に勉強を教えていると、年齢相応の常識を備えている子は

基本的に成績もよく、教えていることの理解も早く、理解が

できるので、記憶の定着も見られます。

 

一方、そうではない子供たちには、同じように教えても

理解力が低く、理解できないので、覚えることもなかなかできず、

覚えたところで、丸暗記しているだけなので、すぐに忘れてしまいます。

 

そもそも、お勉強ができるとか、常識があるとか、それらは全て

 

『 脳 』

 

の判断によるものですよね

この脳は、生まれたときから約140億個の脳細胞をもっていて、

この数は大人になってもほとんど変化するものではないんですよ。

 

大切なのはその脳細胞同士が結びついて情報伝達をしていくシステム

なんですよね。

 

脳は刺激によって、情報伝達システムを発達させていくんです。

脳については最近多くの事が分かってきていますが、まだまだ未知の

範囲がたくさんあります。

それでも、生まれてから人の脳はあらゆる刺激によってシステムが

構築されていくことは分かっています。

 

小さなときに何を聞き、何に触れ、どう感じるのか、学校へ行くようになり

知らない知識をどんどん教えてもらって分かろうとするというような

ことを通して、脳は発達していくんですねー

 

その発達を促すか、どうかは親の対応の仕方次第って言える部分が

ありますよねー

 

だから、親の役目は大きいんです。

学校の勉強を一所懸命するということは、脳の発達にとても良い刺激を

与え、知識を増やし、責任感を養い、また、それをできる子供に育てるのが

親の役目といえるでしょうねー

 

今日はちょこっと 脳科学 のエッセンスを加えてみました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆親の務め

さてさて、またまたこの話題の続きです( ̄▽ ̄;)

ちょっとこの話題引きずりますねー

 

お勉強が苦手な子供は親が作る

 

と、言っても過言ではない状況があります。

 

私はこの歳になるまで、大学在学中から、一時期を除きほとんど家庭教師を

続けていますので、初期の頃に教えた生徒は50歳を超えている子(?)も

います( ̄▽ ̄;)

 

私が家庭教師をしていなかった時期は、2人の息子を出産した後、しばらくの間だけで、それ以外は続けてきたので、相当な数の生徒を世に送り出してきました。

 

いろいろなご家庭や様々な子供を見てきましたが、基本的なことって、

時代が変わっても変わらないですねー。

 

かなり成績が良くて、勉強も自主的にやるようなお子さんのご父兄って、

やっぱり勉強以外の事をちゃんと教えてる人が多いですし、ご父兄自体が

常識的です。

 

でも、逆に、

 

「あなたは勉強だけしていればいいのよ」

他のことは全部パパとママがするから

 

 

的なご父兄のお子さんは、ご父兄が教育に時間とお金をつぎ込み、

大手進学塾へ行かせたり、家庭教師をつけて、お勉強だけに邁進させるんですね。

その結果、そういう子達は、教科書や参考書に出ている以外のことは

何も知らないので、良い大学へ入学できても、就職ができない人が

多くなっています。

 

聞いたことありませんか?

国公立や私立難関大学を卒業しているのに、就職に苦労している・・・って。。。

 

 

それが、そうなんですねー

大体、共通して言えることは、

 

1.空気が読めない

2.根拠のない自信にあふれている

3.そのくせ変なコンプレックスをもっている

4.常識的なことを知らない

 

の4点ですねー

 

これらがそろってしまえば、就職試験の面接に通るわけがないんです(- -;)

 

一般的に最近の

 『就活』 

と呼ばれるものは、大手企業(一部上場クラス)の場合、

 

1.企業のHPからエントリー(エントリーシート&履歴書の提出)

2.webテスト(SPI、GAB、GFTなど)

3.企業指定のペーパーテスト

4.企業でのグループディスカッションやグループワークなど

5.一次面接

6.二次面接

7.三次面接~六次面接

 

と、言うものがほとんどのようです。

 

お勉強だけをしてきた子供は、1.についてはクリアできますが、

2.あたりから少々厳しくなってきます・・・

4.5.あたりになると、かなり厳しくなり、先に進める人は

激減します。

 

最近の企業の傾向として、

 

人間力

『コミュニケーション能力』

 

を重視するようになってきています。

 

人としてのしつけを重視せずに、

 

学校の成績を上げること

 

高学歴を得ること

 

だけに注力してきたご父兄のお子さんには、

これらをクリアすることはかなり困難で、しかも

自分の何が悪いのか、も、わからない状態に陥ることになります。

 

そんな可哀そうな人間を作ってしまうのは、もしかして

親の責任なのかもしれません。

 

勿論、ご父兄はとてもまともで、常識人、、いや良識人であっても、

なぜかお子さんがそうでない場合も、ごくまれにあります。

でも、正直ほとんどないと言えるレベルですね・・・ザンネン

 

結局、

 

勉強する

 

と、いうことは、

 

人として必要なこと全てを学ぶこと

 

と言えるのかもしれませんね。

 

などと、言うと、少々足りない人は(何が?)、

 

関数は人として生きるために必要ない

 

などと、またまたおバカなことを言いだすかもしれませんね。

 

 

以前にも記したように、

 

生きるために直接関数を使う人はかなり少数の人達

 

ですが、

 

大切なのは、関数を生活でどう使うか、、という点ではなく、

 

学生である以上、学ぶことが義務であるのですから、

義務を果たす努力をするかどうか、

 

が大切なのです。

つまり、責任感や向上心が大切なんですねー

 

それを養い育てるのは、親の務めですよね(^_-)b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆子供の常識は親が作る?

前回の記事で、ご父兄がお子さんの成績を上げるために

やってほしいことを述べましたが、それって、ほとんどが

生活の中で親が子供に教えていくこと

なんですよね。

 

例えば、

 

玄関で靴を脱いだらちゃんと下駄箱にしまいましょう

 

とか、

 

知ってる人に会ったら、きちんと挨拶をしましょう

 

とか、

 

ごくごく当たり前のことを、生まれたときから、生活の中で

自然と教えていくことで、子供は、

 

やらなければならない事

 

を、当たり前のこととして身に着けていくんです。

 

玄関で、靴を脱いだらいちいち片づけるのは面倒だけど、

やらなくてはいけない事

 

として、認識していくわけです。

 

ところが、こういう当たり前のことを親が教えていかないで、

 

勉強しなさい

 

しか言わないと、勉強さえできれば良い子 というイメージが

できてしまうんですよね。

他の大切なことを教えていない親が多いのも事実です。

 

例えば、私は家庭教師で、〇曜日の〇時から、A子ちゃんの

授業が毎週あるとしますよね。

そこで、その時間にA子ちゃんのお家へ伺うと、玄関に

メモが貼ってあるんです。

 

『先生へ

今日は急ですが、主人の仕事の都合で家族で出かけますので、

今日の授業は明日にして下さい』

 

はぁ~~????

A子ちゃんの家は我が家の近くではありません。

電車で8駅も先です。

しかも、一方的に明日にして下さい、、、って、明日の

私の予定は無視かいっ!!!

 

当然、親がこういうことを平気でするのですから、子供は

これが、常識なんだと思うわけですよね。

自分の都合で、相手の都合は考えない、という子供ができます。

学習においては、自分の都合優先なので、ゲームが優先されて、

宿題は後回し、、、ということになります。

 

まぁ、短絡的な例ではありますが、一事が万事で、あらゆることに

影響するわけですよね。

 

以前、ご夫婦で共稼ぎなので、自宅で授業ができないので、

先生のところに子供を通わせたいんですが、、、という

ご父兄がいらっしゃって、まぁ、私としても行かないで済むなら

楽なので、「いいですよ」ということで、授業を引き受けました。

 

ある日、その〇男君が授業にやってきたのですが、みぞれ混じりの雨の中、

自転車で、当然傘もささず、レインコートも着ずに手を真っ赤にして

やってきました。

 

「大丈夫なの?〇男君、風邪ひいちゃうよ」

 

と、タオルを出してあげて、授業を始めようとしたら、

貸してあげたタオルをその辺に放り出して、

(当然ありがとうございますの一言もなく)

 

「先生、寒くて疲れたんで、少しここで(ファンヒーターの前で)寝ていいですか?」

 

と、言うのです。

中2の生徒なんですけどね。

 

はぁ~~???

手が冷たいから少し温まりたい、というのでしたらわかりますが、

「寝ていいですか?」

って、ナニ!!!???

唖然として言葉が出ない私の前で、その子はゴロリと横になり、

目をつぶって眠り始めました・・・・ビックリ!!!

 

どうしたものか、、、と考えた末、ご自宅にお電話をしてみたところ、

なぜか、仕事で不在のはずのお父様が・・・・

『すみません、〇男君が、この状態なんですが、もしかして風邪をひいていて、体調が悪いとかないでしょうか? できれば、お迎えにお越し頂けませんか?』

と、お話しすると、そのお父様いわく、

 

『あー、昨夜遅くまでゲームしてたから眠いんでしょう。寝かせといてください。

私も今駐車場に車を置いてきたところで、もう外に出るのは大変なので』

 

と、いうことでした。

これ、盛ってない実話です。

 

っていうか、このレベルの非常識ってたくさんあるんですが、

一番怖いのは、どの父兄も、

『自分は常識的だ』

と、思っていることですね。

 

こういうご父兄のお子さんは、おしなべて成績が悪い・・・

と、言う事実があります。

 

100%とは言いませんが、一事が万事、、、という言葉もあるように、

成績の悪いお子さんのご父兄は、「自分は常識はちゃんとある大人」と

思っていて、非常識な行動や言動が多いのも事実です。

 

お子さんの成績が悪いのは、一概に子供のせいだけではないということですね。

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆生徒のご父兄にお願い

 

昨日の続きです~(^^ゞ

 

 昨日の記事はこれ ↓

onnanojinsei.hatenablog.com

 

 

 

そうそう、ご父兄にお願いしたいのは、

『勉強しなさい』

っていう言葉を投げるのではなく、

もっと、人間的な指導なんですね(^^;)

 

これは、どちらかというと、しつけに属するような

ことで、直接学校のお勉強とは結び付かないように見えることなんですが・・・

 

えっと、具体的にいうとですね、

責任感を養う、自分に厳しくすることの大切さを教える、

共感力を養う、物事の優先順位を考えることを教える、、、

というようなことですねー

 

例えば、

『勉強は嫌い。だから、したくないからやらない』

『でも、ゲームは好きだからする』

と、いうのが、一般的な子供ですよねー

 

だけど、人というのは、

『やりたいことだけやっていればいいわけじゃない』

(もちろん、やりたいことをやることも大切ですが、それは

この場合、違う意味になりますねー)

とか、

『お父さんとお母さんは、少し体調が悪くても頑張って、

家族の為にお仕事したり、ごはんを作ってくれている。自分は

自分の為の勉強をすればいいなんて、恵まれてるんだなぁ』

とか、

『やりたいことより、やらなくちゃいけないことを優先しなくちゃいけないんだ』

とか、

『自分の周りの人は自分に何を今望んでいるんだろう?』

とか、

こういう発想ができるように普段から子供たちに接してほしいなー、と

思うわけです( ̄▽ ̄;)

 

勿論、親がそういう発想をする行動をとっていなければ、子供は発想できるようには育たないよね

 

で、こういう発想がある子供って、言わなくても勉強するんだよねー

その結果、成績の良い子が出来上がるわけです。

勿論、地頭の良さっていうのも、あるレベルまで行くと、

かなり影響するけど、そのレベルまでは、地頭が特別良くなくても

ふつーに勉強すればできるわけですよ

 

だから、と、いうか、なぜか、というか、

最近は、お勉強がすごくできる子か、全然できない子の

2つに極端に分かれている気がするんですよね

 

私の経験から言うと、基本的には中学でどちらかに分かれるような

気がします( ̄▽ ̄;)

中学の時点で、「お勉強をしない子」の場合、ほとんど

あとは、ずっとできないまま、、、という子が多いみたいです。

一方、中学で頑張った子は、結構そのまま伸びていくことが

多いようです。

 

勿論、中学で頑張らなかったことを後悔して、高校に入ってから、

頑張ってグーッと伸びる子もいますが、少数ですねー

 

私は家庭教師をしていて教えることは、英語の文法や関数や、

カ行変格活用や運動エネルギーの計算方法だけじゃなくて、

↑ のようなことを教えていないご父兄のお子さんに

↑ のようなことを教えることも多いです・・・

 

だって、そうしないと、いくら文法を教えても、関数を教えても、

その場は、「あー、そうなんだー、すごい分かった!」と

言っている子に、翌週の授業で復習問題を出すと全然できないんですよ!!

 

理由は簡単、こちとらプロですから、子供にも(猿にも!?)わかるように説明して教えるわけです。ですから、説明を聞いたときは、生徒は(猿は?)わかった!と思うわけ。

 

でも、「分かった気がする」だけで、実際はそれを自分で文にまとめたり、図を書いて説明できるようになっていないと、わかったことにはならないんだなぁ~

 

それなのに、本人は分かった気でいるから、私が帰った後、復習もしないし、問題を解いてみようともしない!

おまけに宿題も忘れる!

当然ながら、宿題と復習をやらないと、来週はこの範囲の復習テストやるよーと言っておいても、その場の「はーい」という返事でおわってしまう(><;)

 

その結果、翌週には、「あれー、先週はわかったのになー」で終わるんですね( ̄▽ ̄;)

 

だから、どんなに教えても、無駄、ムダ、むだ、MUDA になってしまう

 

そこで、本人に「やらなくちゃ」と思ってもらうことが大切なわけです。

 

と、いうわけで、文法や関数、カ行変格活用や運動エネルギーを教えるだけでは成績は上がらない、、、ということになるんですね

 

では、また続きは明日~~~