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”いろいろあったおんな”の生活の日記

かなり若く見られる高齢女のジャンルを問わない私見を綴ります

お勉強が苦手な中学生☆数学★ロジカルな思考

rope light 2

 

 

 

昨日は、英語について基本的なことをお話ししましたが、

今日は数学についてお話ししてみたいと思います。

 

私自身は、俗にいうところの『文系』なのですが、

数学は大好きです(^◇^)

 

なぜなら、とてもロジカルだからです。

 

ところが、困ったことに最近のお子さんは、

ロジカルなことが、とっても苦手です(- -;)

 

ほとんどのお子さんが、

「なんとなく、こんな感じ」

で、全ての科目に対応しています。

 

数学では、計算問題ならそのままストレートに計算すればよいのですが、

文章問題になると、

 

〇〇は、◆だから、△を加えると◇になる

 

と、いうように論理的に考えることが必要なのですが、

それができないんですね。

 

例えば、文章問題の式をかかせて、

「どうしてこういう式になったか説明してみて下さい」

と、言うと、

 

なんとなく、足してみた

ひくような気がしたからひいてみた

2で割るとちょうどいい数字になるから割ってみた

 

など、恐ろしいことを言うんですね。(- -;) ホント怖いわー

 

中学生に

 

6 ÷ 2 = 3

 

という式はどういう事を表していますか?

と質問すると、

6を2で割ると3になる

と、答えます。

 

では、6を2で割ると3になる というのは、

どういう事でしょうか?

 

と尋ねると全員が黙ってしまいます。

 

6÷2=3 が 表すのは、

 

① 6の中には2が3つある

② 6を2つに分けると3ずつになる

 

という2つの意味なんです。

基本的にこのことが分かってないと、掛けなければならないときに

割ってしまったりします。

 

 

◇「みはじ」って言葉、知ってますか?◇

 

そうですねー、例えば、距離と速さと時間の関係 

問題などでよくその間違いを見かけますね。

掛けるところで、割ってしまったり、またその逆をしてしまったり。。。。

 

これは、基本的には小学校で簡単な基礎を学ぶのですが、

中学でも再度出てきます。

 

これは、論理的に考える非常に良いカテゴリーになりますが、

学校では、

 

「なぜそうなるか」

「どのように考えるか」

 

についてはほとんど教えることがないようで、

(中にはきちんと説明していらっしゃる先生もおられると思いますが)

 

みはじ

 

と、言う言葉を使って覚えさせているようです。

 

以前、このカテゴリーの問題を解いている生徒が、

「えっと、みはじ だから・・・」と

ぶつぶつ言っているので、

「みはじ ってなぁに?」

と、尋ねたところ、

「えっ、先生、みはじ 知らないの?教科書にも

書いてあるよ」

と、言われて教科書のそのページを見せてもらったところ、

なんと、

道のり=速さ×時間 → みはじ で覚えましょう

と、書いてあるのです!

以前はそんなことが書いてある教科書は無かったので、

その時期頃から書かれ始めたのでしょう。

 

だから、生徒は、なぜ、

速さ と 時間 を掛けると 道のり が出るのか

なんてことは全く考えないですし、もちろん、

自分で、速さ と 時間 を掛けると 道のり が

出るなんてことを発想することすらありません。

 

こういう事を論理的に考えられないと、中1の夏休み前に

「文字式」

を学びますが、その時点で式を作ることができません。

 

基礎的な問題に、

 

1冊 a 円の 本を b 冊 買って、2000円を払ったら、

200円のおつりがありました。これを式で表しなさい。

 

という問題がありますが、これを考えることが

できないんですね。

 

1冊 300円 の 本を 6冊買って、2000円を払ったら

おつりはいくらでしょう?

 

と言われれば、さすがに中学生ですから、

すぐに答えを出すことができます。

 

しかし、数字ではなく、文字になった途端にわからなくなって

しまうんですね。

簡単なもの(小学生レベル)に関しては、数字があると中学生なので、

直感的にわかるんですね。

でも、数字が文字になると、根本的な考え方を理解していないので、

分からなくなってしまうんです。

 

ちなみに、速さというのは、単位時間あたりに進む距離を表しますが、

それ自体を理解していない子供が多いのです。

 

確かに、学校という場所では、様々なレベルの生徒を相手に

一人の先生が教壇に立って教えるのですから、しかも

限られた時間で、ですから、最低限の範囲は出来るだけ多くの生徒が答えられるように、という授業形態になるでしょうし、また、生徒によっては当然ついてこられる生徒もいれば、そうではない生徒もいるわけです。

 

そうなると、ここは、簡単に覚えさせてしまおう、という

発想になってしまうのでしょうね。

 

でも、以前にもお話ししたように、考えて理解することなく覚えたこと、というのは、すぐに忘れてしまいます

 

また、ちょっと問題をひねると途端に答えることができなくなってしまいます。

 

例えば、

 

A地点からB地点まで、a キロある。行きは時速xkm/h で、

帰りは時速 y km/h で進んだ。平均の速さを出しなさい。

 

と、いう問題になると手も足も出ない、という状態になります。

(ちなみにこれは中1の文字式の問題です)

 

距離、速さ、時間 の関係についてきちんと理解していれば、

どうってことない問題なのですが、できないお子さんの方が

多いのは事実です。

なぜなら、覚えた 「みはじ」 に何をあてはめて良いのか

分からないからです。

 

そして、この文字式の授業が終わり、方程式に入ります。

当然、方程式は式が作れなければ解くことができません。

 

このあたりから、「数学おちこぼれ」が顕著になってきます。

小学校の頃は「覚えれば何とかなった」ことも、中学の数学では、

理解しないと、答えることができなくなってきます。

 

「考える」ことで問題を解けばよいのですが、覚えたものに

あてはめて問題を解くことを、小学校から続けてきたお子さんには

中学の数学はかなり厄介なものとなってしまいます。

 

そして、ご父兄は、お子さんが

 

論理的な思考なしに、

覚えたことにあてはめて答えを出した

 

その結果、たまたま点数が良かっただけでも、

 

「うちの子は大丈夫だわ」

 

と思ってしまうのです。

怖いですよねー

 

このパターンに当てはまるお子さんは、中学では

だんだんと成績が下降線をたどるようになります。

 

特に証明問題は苦手なのが特徴ですね。

だって証明問題は論理的に説明することが回答になるわけですから。

 

また、数学を論理的に考えることができると、物事を論理的に

見ることや考えることの一助となります。

 

 

◇思考との関係◇

最近の流れとして、考えることより感覚的にものごとを見ることが

もてはやされているような気がします。

 

勿論、感覚的なことというのは非常に重要なファクターです。

が、しかし、それだけでは人としてバランスが良くないのではないでしょうか?

 

単純に、物事の良し悪しを感覚で決めて良いのでしょうか?

人間関係や、社会の仕組み、自分の人生について、

などなど、考えるべきことはたくさんあります。

考えた上で、計画を立てる、

考えた上で、結論を出す、

こういった『思考する』ということは非常に大切で、

脳の発達を促します。

 

そもそも、人が他の動物と大きく異なるのは、本能の他に、

理性があるからです。

理性は感情によって育てられるものではなく、思考、知識、などに

よって育まれるものです。

 

前頭葉の発達なくして、理性は育ちません。

前頭前野は人の社会性を保持するという重要な働きをしています。

前頭前野にダメージを受けると、理性がきかず反社会的な行動を

とるようになってしまいます。

 

この前頭前野は、思考、推理、計画など、人らしい働きを

担っているので、脳の中でも指揮者に例えられる重要な部位です。

 

この部分が未発達だと、感情の抑制がきかず、また、計画的に

物事を行うことも苦手になり、社会的に正しい判断ができないように

なってしまいます。

小さな子供はまだ前頭前野が発達途中なので、ほしいものが手に入らないと

所かまわず泣いたり、駄々をこねたりしますよね。

大人でも、自己中心的で物事の基準がすべて自分という人を時々

みかけますが、そんな人を見ると私はつい、

「この人の前頭前野はどうなっているんだろう?」

と、思ってしまいます ( ̄▽ ̄;)

 

と、まぁそういうわけで、思考するということは人にとって、

人である為に重要な行為なわけですね。

また、思考することにより、脳に刺激が与えられ、脳の発達を

促すことも重要ですねー。

 

そういえば、

Don't  think!  Feel.

と、いう名台詞がありましたが、それは、その方が重要な場面だから、

であって、常に

Don't  think!  Feel.

では、困りますよ( ̄▽ ̄;)