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”いろいろあったおんな”の生活の日記

かなり若く見られる高齢女のジャンルを問わない私見を綴ります

楽な生き方

 

手先が器用なわりに、いろいろと不器用な私・・・・(- -;)

妙な正義感、妙な自己哲学、妙なこだわり・・・と、他人と共有できないものさしをいくつか持っているせいなんでしょうね・・・なぁんてわかってはいるんですが、なかなか妥協したり、変えることができないもので。。。(ー。ー)フゥ

 

だから、八方美人的な人には、嫌悪とともに羨望の両方の気持ちを抱いてしまいます。

本当はどう思っていても、どのようにふるまえば好感を得られるか、、なんてことは頭では分かっていてもどうしてもそうできない。

自己主張が強いんですかね?

 

20代の頃は、『自分は物事を分かっている。自分が正しいと思うことは世間の常識だ』なぁんて、バカげたことを本当に思っていました。

それがバカげたことだと本当に気付いたのは30代半ばでしょうか・・・・

 

世間の常識なんてものはないんだ・・・ってようやく気付いて、それからちょっと、ほんの少しですが、生きるのが楽になった気がします。

自分では、『当然~』『あたりまえ』と思っていたことが実は、少数派の意見だったり、複数派に属する意見だったとしても、その反対の考え方を『当然』『当たり前』という意見を持つ方々もいると気付いたのです。

何でしょう、、、頭ではそんなことは知っていたけど、実感した、というのが、正しい表現でしょうか。

 

いずれにせよ、どうすれば楽に生きられるか・・・が、最近すこーーーしだけ、本当にわずかですが、見えてきた気がします。

 

1.まず、現実をしっかりと見る。

2.現実を受け入れる。

3.それらを踏まえたうえで、どうふるまうか、覚悟を決める。

 

大きく括るとこの3つでしょうか。

 

◇現実を知る◇

3つの項目の中で、一番簡単そうに思えるのがこの『現実を知る』ではないでしょうか?

そう、「簡単そうに思える」のですが、実はこれが一番厄介なのでは?と思うのです。

と、いうのは、「現実を知ったつもり」になっている人が世の中にはなんと多いのか、、という点ですね。

 

現実って、自分の周りの行動結果だけで見ていませんか?

例えば、家族、会社の同僚、学校の友達、などなど、自分に近い人達が、ある項目について、どう判断し、どう行動するか、、、を『みんな、〇〇だ』と思ってしまっていませんか?

 

これ、私の生徒によく起きる現象で、「〇〇は△△なんですよ」というごく当たり前の話をすると、それを初めて知った生徒(本人は初めて聞いたと思っているが、初めてなわけはない常識的なこと)は、「へー、そうなんですか。初めて聞きました。多分誰も知らないと思います」と平気で言うんですよね。

 

はぁ????

 

「誰も知らない」の「誰も」って、どのレベルを指してるの?って思うんですよね。

大人も良く、「みんなそうだよ」という表現を使いますが、皆って、どのレベルのみんな?って思いませんか?

地域によっては、常識でも、その地域以外では、「ありえない!」っていう事っていろいろありますよね。

 

例えば、TVドラマの「ひみつのケンミンショー」でよくその状況がみられますよね(^^;)

と、いうわけで、物事の事実って、1つの事柄に対して非常にたくさんの対応や結果があるので、「現実を知る」ってすごく大変なんですよ。

 

だから、普段から情報をたくさん収集している人はそれだけたくさんの知識や価値観を知っているんですよね。

情報収集の方法は、メディアを利用しても読書をしても得ることができますよね。ただ、偏った方法で収集していると、これもまた偏った情報が集まることになります。

 

1つの事柄について、複数の側面からみることで、いろいろな事実を知ることができます。

自分が当然正しいと思っていることが、それは違う、と思っている人が意外とたくさんいたりするんですよ。

そういう事実をまずきちんと知りましょう。

 

◇現実を受け入れる◇

『現実を知る』ことができたら、素直にそれを受け入れましょう。

自分が思っていたことと違う結果だとしても、現実にそれはあるのですから。

 

とはいえ、言うのは簡単ですが、実際にそれはなかなか難しいことです(- -;)

自分と同じ価値観の結果だった場合、受け入れるのは簡単ですけど、全く違う結果が現実であった場合、受け入れるのは容易ではありませんよね。

 

『私は〇〇が常識だと思ってたけど、△△が常識だと思っている人ってたくさんいるんだー』と、一歩離れたところから冷静に全体像を眺めることが大切ですね。

 

自分自身を自分が肯定することは大切なことですが、それが他人を否定することにつながってしまわないようにすることが大切ですね。

そうしないと、自分の考えを他人に押し付けることになりますから。

例えば、自分がある宗教を信仰しているからと言って、それを他人に押し付けることは他人にとっては迷惑でしかない行為かもしれません。自分が相手の為を思ってしたとしても、相手にとっては、迷惑でしかないことでしたら困ったことになります。

 

基本的には『相手を尊重する』ことが大切ですね。

相手を尊重すれば、相手が嫌がることはしないはずです。本当に相手の事を思ってするのであれば、相手が迷惑と思わないようにふるまう必要がありますよね。

 

まして、自分が予想もしなかった結果が現実だとしたら、受け入れるのは確かにとても難しいことです。

『そんなのおかしい、絶対に間違ってる!』と思う事でも、そう思わない人もいるのが現実なんです。

人の価値観って、先天的にあるものより、後天的に環境で作られるものの方が大きいように思います。

 

例えば、国際結婚の難しさもありますし、同じ日本人同士の結婚でも、離婚率がとても高くなっていますよね。

他人を受け入れるというのは、本当に難しいことなんだと思います。

 

現実を踏まえたうえで、どうふるまうか、覚悟を決める◇

現実を受け入れることができたら、それに対してどうふるまうか、を決めることが大切です。

 

自分はAだと思うけど、Bという人もたくさんいる。でも、自分の意見はAで変わらない。

 

という現実を受け入れたら、その現実に対してどうふるまうか、を決めるのです。

相手を否定せず、相手の意見を尊重しつつも、自分の芯をしっかりと持つ。

自分は自分、相手は相手、と意見に相違があることを認め、その上で人間関係を円滑に運ぶ、というのが大人の対応と言われるものなのでしょうね。

でも、そううまくできるものではないですし、それこそストレスが溜まります。

自分と価値観が異なることで、一緒にいることが難しい人とは一歩距離を置いて付き合うことが良いのかもしれません。

周りの人全員とお友達ごっこをする必要はありませんよね。

知り合いとして、一本線を引いたお付き合いという大人のお付き合いの方法があります。

自分が価値観の異なる相手とどう付き合っていくか、あるいは、付き合いをやめるのか、それによって引き起こされるメリットやデメリットも、場合によっては考慮する必要があるかもしれません。

 

これらが自然に判断できるようになると、少しは楽に生きていけるのかなぁなどと、最近感じています。

勿論、この3つだけで括れるほど、人生の時間は単純なものではありません。

でも、これも1つの考え方だということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妊婦に席を譲らないのはなぜ?

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 ◇社会とつながる◇

 家庭教師はライフワークとして続けていますが(家族に言わせると、ボケ防止になるからいいんじゃない?だそうで・・・)、家庭教師の場合、生徒とマンツーマン授業になり、ご父兄と顔を合わせないことも多々あります。

 

そこで、社会への参加も違う形で行いたいと思い、昨年一念発起して、2月から会社勤めを始めました。

 

とはいえ、さすがに年齢的に正社員で毎日9時~6時は体力的にきつく、週に3~4日程度で、時間も短めで求職活動をしてみたところ、なんとこの年齢でも勤務先が見つかりました。

 

希望職は、デスクワークなので、接客、作業のような業務以外で探しましたが、かなりすんなりと職にありつけてラッキーでした 

(^◇^)ヤッター

 

◇妊婦さんとの会話◇

そして、勤め先では、産休に入る方のお仕事を引き継いだのですが、引継ぎ途中で、一緒にランチをした時の会話です。

 

私:『今何か月なんですか?』

Aさん:『8か月なんですよー』

私:『じゃあ、おなか重くて大変ねー。立ってるのつらいでしょ?』

Aさん:『そうなんですよー。それについ最近までつわりが続いて辛かったわー』

私:『でも、ちゃんとバッグにマタニティマークつけてるから、電車なんか席変わってもらえたりするでしょ?』

Aさん:『ええっ!!?? そんなこと一度もないですよー』

私:『ええっ!!??マジで?』

Aさん:『妊婦に席譲ってくれる人なんかいませんよ』

私:『えっ、私妊婦さんいたら、必ず席譲りますよぉ』

Aさん:『ホントですかー?そんな人みたことないです』

 

正直なところ、たしかに私は自分が座っているときに、マタニティマークを付けている人や、明らかに妊婦さんと分かる人には席を譲っていましたが、言われてみれば、他に譲っている人を見たことがない・・・・(><;)  と、改めて気づきました。

 

なんでかなぁ・・・・・????

 

人が一人の人間をこの世に送り出そうとしているのに、身体に負担がかかってないわけないのになぁ、、、、と思うわけです。

風邪ひいただけでも、身体がしんどいのに、妊娠している=体の中で自分自身の他にもう1つ(あるいは複数)の命を育んでいるというのに、身体が楽なわけない、、、って思いませんか??

 

たしかに妊娠は病気ではないので、保険はききませんが、病気と言う状態ではないにしても、身体は通常時とは異なる状態で決して楽なわけがないんですよね。

 

◇席を譲らない理由は?◇

 そういった目線で、通勤の電車で周りを見ていると、電車通学している小学生、中学生、高校生、20代女性、男性が座り、明らかに高齢者や妊婦さんが立っている状況をよく見かけます。

 

たしかに、小学生、中学生、高校生、20代女性、男性でも体調の悪いときはあるでしょうから、一概には言えないですが、どう見ても体調が悪そうではない人が足を伸ばしたり、広げたり、組んだり、隣の人とやたら中途半端な距離を座席にとって座っていることが多いですね。(中途半端に距離を取って座ることで、2人座れるところを独り占めしているんですよねぇ。。。)

 

そういえば、先週、私が座っていると、目の前に立った女性のバッグにマタニティマークが付いていたので、『どうぞ』と席を譲った際に、相手の女性は、「あ?あぁ」といっただけで、「ありがとう」とか「すみません」という一言はなかったですね・・・

彼女は座ってすぐにスマホを夢中で見ていました・・・

別にお礼を言ってほしいとかいう気持ちではないのですが、人としてその対応はどうなの?とは思いました。

 

こういうことがあるから、席を譲らないのかな?と、一瞬思ったりしました。

いろいろと考えてみたんですけど、妊婦さんって、ほとんどが20代~30代半ばの範囲ですよね。

そうすると、見た感じ、「若い人に席を譲る必要はない」って思ってしまうんでしょうかね?

特に40~50代女性にとっては、20~30代の女性に席を譲る必要は無いという判断になってしまうのかもしれません。

でも、40~50歳代の女性の多くは妊娠経験のある方ではないでしょうか?

妊娠時の体調で、立って電車に乗っていることが楽ではないことは分かっても良いような気がするんですが・・・。

特につわりの時期は見た目は妊娠していることが分かり難く、一番つらい時期かもしれません。

 

マタニティマークで怖い思い!?◇

マタニティマークについて検索していたら、怖い話を目にしました。

マタニティマークをわざとつけていない人もいるということです。

理由は、妊婦だとわかることで、わざとお腹を押されたり、蹴られたりすることがあるという記事でした。

 

人って幸せなときは、物事を穏やかな目線で見ることができますが、本当に不幸なときには、全く無関係の人が幸せそうなだけで憎らしく思ってしまったりします。

思うだけなら仕方ない、、、人としてそういう気持ちになるのは分からなくもない、の範疇ですが、それが行動に出てしまうと怖いですよね。理不尽な事件を起こしかねません。

それは、マタニティマークを付けた女性にとっては、非常に怖いことなんですよね。

大切なともったばかりの命を奪われかねないわけですから。

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もし、このマークを付けた女性が電車で立っていて、あなたが譲れる体調だったら譲ってあげてくださいね。

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆勉強と脳と親の役目の関係☆脳科学 2

 

Brain

brain v.2

 

◇脳について簡単に知ってみよう◇

最近、『脳科学』って言葉をよく耳にしますよね。

脳科学』って、なに?

って、尋ねられたらちゃんと答えられますか?

 

ざっくりというと、『脳について研究する』ことが脳科学と呼ばれています。

(まんま、ですねー ( ̄▽ ̄;) )

 

脳については、他の器官に比べ働きが複雑であることや、解剖が困難なことなどから、なかなか研究が進まなかったのですが、最近は、様々な機器の発達によって、研究が進んできたようです。

 

勉強と脳って密接な関係にありますね。

生まれたばかりの赤ちゃんの時には、大きな違いがあるようには

見えませんが、成長とともに他の人と違いが出てきます。

違いは、さまざまで、動きや言葉、反応など、千差万別ですね。

 

生まれた時から、脳には140億個という数の神経細胞があり、それは、大人になってもほとんど変わることはありません。

ただ、大脳の大きさは少々大きくなります。

細胞の数がほとんど変わらないのに、なぜ大きくなるのか?

そこが一番大切なところですねー。

 

脳の神経細胞ニューロン)は他の神経細胞と複雑に結びついていきます。

この他の神経細胞と結びつく部位とその構造をシナプスと言います。

 

Neuron

Nigel the Neuron

 

この神経細胞が他の細胞と結びついていくことが大切なんです。情報が通る道を作っていく過程になるわけですね。

1つの神経細胞の先には、複数の樹状突起とよばれる触手のような部位があり、それらがそれぞれ他の神経細胞樹状突起と結びつくので、1つの神経細胞は複数の神経細胞と結びつくことになります。

 

たとえば、あなたの右手のひらが1つの神経細胞だとしたら、そこに5本の指がありますよね。その指のうち、親指はAさんの指と、人差し指はBさんの指と、中指はCさんの指と、薬指はDさんの指と、小指はEさんの指とくっつける、、、と想像してみてください。

こんな単純な作りではありませんが、そのように、1つの神経細胞からは複数の樹状突起が出ていて、それぞれが別の神経細胞樹状突起と結びついていきます。

このように神経細胞が結びついて広がっていくために、大脳は少し大きくなるんです。

 

これが脳内での情報伝達のルートになるわけですね。

例えば、糸電話の糸の役目のイメージです。

(あくまでもイメージで、そんな単純なものではありませんが・・・)

 

こうやって、情報伝達のシステムは作られていくわけですが、いつ作られるのでしょう。

脳が刺激を付けたときに、その刺激によってシステムが構築されていくと考えられています。

刺激 - それは、赤ちゃんが何かに触れたときの感覚、音を聞いた時の感覚、光を感じた感覚など、あらゆるものが赤ちゃんにとっては初めてです。すべてが赤ちゃんにとっては学習になるわけですね。

何と言っても、人になって世の中に出てくるのは初めてなのですから。

それらの刺激が脳内のシステムを作り上げていくことにつながります。

 

例えば、赤ちゃんの脳は、届いたばかりのパソコンに例えることができます。

インターネットに必要な機器は全てそろっているけど、ちゃんと配線がつながっていない、という状態ですね。

この配線は、何か刺激があると、つながっていくということです。

そして、複雑な配線をすべて終えると、膨大な情報をもつインターネットを使って、情報を検索したり記憶させたりすることができます。

 

幼稚園で、歌を歌い、おゆうぎをし、複数の子供たちと一緒に何かをする、お友達と喧嘩をして痛い思いをしたり、親から叱られたり、と、全てが子供の脳に刺激を与えていきます。そしてそれにより学びます。それが脳のシステム構築につながっているんですね。

当然、学校で勉強をすることは一生懸命考えることが多く、また新しい知識を与えられるので、非常に良い刺激となり、脳のシステムをどんどん構築していきます。

 

こういったことを、脳の発達というわけですが、では、脳の発達は遺伝により左右されるのでしょうか?

基本的な神経細胞の構造や働き方は遺伝によって左右されるとみられていますが、その神経細胞を十分に生かした活用ができるかどうかは、環境に大きく左右されると考えられています。

一卵性双生児においては、同じ遺伝子をもった子供が異なる環境で育つことにより知能に違いがみられるということからも、後天的なものが大きいようですね。

 

と、なると、やはり親としては我が子を「頭の良い子」に育てたい、と思うわけですが、では、まず、「頭の良い子」とはどんな子をさすのでしょう?

 

学校のお勉強ができる子

 

っていうイメージが強くないですか?

他には、

 

IQ(知能指数)の高い子

 

ってイメージですかね?

 

一般に、IQの高い人は、学歴が高いという相関関係はあるようですね。

このIQの数値はテストで計ることができます。

テストと言っても、学校のお勉強のようなテストではなく、

皆さんも一度は受けたことがあるのではないでしょうか?

 

IQテストには2種類があります。

 

1.生活年齢と精神年齢の比を比較した数値を基準とするもの

2.同年齢の集団の中での位置を基準としたもの(偏差知能指数

 

1.の方法が一般にIQテストと言われることが多いようです。

 

IQは、標準値が100であり、85~115の間に68%の人がおさまり、

75~130の間に約95%の人がおさまると言われています。

 

ちなみに、ギネスブックで認定されている世界で最も高いIQの

持ち主は、アメリカ人女性で、そのIQは228と記録されています。

 

ただ、IQと知能は本来別のもの、と言われています。

IQテストは、ざっくりと分けると言語テストと運動機能のテストの2つになります。でも、人の能力って、この2つだけにカテゴライズできないですよね。

向上心や、積極性、人を思いやる気持ち、注意力など、様々な要素があります。

全てのバランスがちゃんととれていること、それが知能が高いと言えるのではないでしょうか?

そして、これらの機能をつかさどるのが大脳の前頭連合野なんですね。

つまり、人が他の動物と大きく違う点をつかさどるこの部分が如何にうまく機能しているか、が大切なわけです。

 

この機能を作り上げているのが、上記で述べたニューロンの作り出す情報伝達システムであり、うまく機能しているかどうかが大きなポイントとなるわけです。

 

そういえば、昔よく、

「脳は1割しか使われていない。あとの9割は使わずに終わる」

っていうような言葉を聞いたことないですか??

 

それは、今では大きな間違いだとわかっています。

最初に脳には140億個の神経細胞があるとお話ししましたが、これは脳全体の細胞の約1割にしか過ぎないことがわかっています。残りの9割はグリア細胞と呼ばれる、神経細胞に栄養を送る役割を担っています。

しかし、近年、このグリア細胞にも神経細胞へ情報を伝達する役割があることがわかってきました。

 

 

◇大脳◇

Brain Model

Cerebrum Anatomy Unlabeled


 

 

 大脳は、

前頭葉(上の図の赤い部分)

頭頂葉(上の図の青い部分)

後頭葉(上の図の青のとなりの茶色い部分)

側頭葉(上の図には載っていませんが、前頭葉頭頂葉の下側に位置します)

と、4つに分けることができます。

 

大脳の表面はしわしわになっていて、大脳皮質と呼ばれます。

脳のしわが多いと頭が良い

なぁーんて言葉、聞いたことありませんか?

それ、関係ないですからねー

いまどき、それ言う人、かなり高齢ですな

(って、私の年代かっ!!( ̄▽ ̄;) )

 

このしわは、深さとか曲がり具合については、多少の差はあるものの、

位置は決まっていて、それによって、上記の4つに分かれるんですねー。

 

ただ、この4つの部位は、大脳の表面(大脳皮質)を区分けしたもので、

内側は大脳辺縁系と呼ばれる部位になります。

(表面部分も含めて大脳辺縁系と呼ぶ場合もあるようですが・・・)

 

ざっくりというと、外側の表面では、思考や理性をつかさどり、

内側では、本能をつかさどる、、という役割分担になっています。

 

前述しているように、脳の神経細胞ニューロン)が複雑に結びついて発達していくことで、知識を蓄えたり、考えたりすることができるようになっていきますが、まだ、この部分が未発達な時期には本能が理性より勝ることになります。

 

小さな子供は、『アレ、買ってーー』と、駄々をこねて公道や店内で泣きわめくことがありますが、大人がそういう行動をとることはありませんよね?

それは、思考が発達して、本能のままの行動をとれないと判断し、理性で本能を抑えるからですね。

 

前頭葉

大脳の前の部分に位置しています。

脳はどの部位も大切ですが、ここは人が人である為に一番重要と思われるところです。

なぜなら、ここでは、人の思考や理性を制御しているからです。他の動物と一番大きな違いをここで作り出していると考えられています。

思考や理性の制御ということは、計画性や社会性、学習などにかかわるということですね。

(といっても、脳は複雑に作られていて、まだまだ全容が解明されていないので、他の部分が大きく影響している可能性も否めませんが)

ちなみに言葉を話す機能や、身体を動かしたりする機能もここが制御していると言われています。

 そういえば、

 

ロボトミー

 

っていう言葉を聞いたことないですか?

内容を知らない人でも、この言葉はなぜか知っている人が多いですね。

 

これは、チンパンジーの前頭葉を切断したところ、性格が穏やかになったことから、人の前頭葉を他の脳の部分と切り離すという手術がおこなわれたものです。

怖いですねー( ̄▽ ̄;)

前頭葉を他の脳と切り離す・・・・想像しただけで、ゾッとします・・・・

でも、脳についての研究が進んでいなかった時代、また、精神病の薬もなかったことから、世界各国で行われたようです。

また、1949年には、このロボトミー手術の術式であるモニス術式の考案者であるモニスに、なんとノーベル生理学・医学賞が授けられています。

 

とはいえ、副作用も多く、手術から生還できないことも多かった上に、脳の研究が進んでいない中での手術は人体実験に近い要素もあり、また、抗精神病薬の飛躍的な発展によってロボトミー手術は廃れていきました。

ちなみに、このロボトミーのロボは脳を切り取りロボットのようにする、、というイメージで、「ロボット」を意味していると思っている人が多いようですが、脳や肺などの臓器の構成単位の『葉』(lobe)を表しています。

 

前頭葉が損傷することにより、機能しなくなると、

 1・人間らしい思考ができなくなる→考えることができない

 2・理性が働かず本能のままに行動してしまう→我慢ができない

 3・言語機能に障害が起きる→意思の疎通が難しくなる

 4・運動機能に障害が生じる→思うとおりに手足を動かすことができなくなる

などの問題が起きてきます。

 

ここで、私は思うのですが、上記の全てに当てはまるお子さんが多いのです(- -;)

勿論、脳に障害を持っているようなレベルではないのですが、まず、1の問題については、論理的に思考することができないお子さんが非常に多いのです。

先に述べたように、例えば数学の、「時間・距離・速さ」などの単元などにおいて、

『速さは単位当たりの時間に進む距離を表すから、時速2キロだと、1時間に2キロ進むことを表すから、3時間進むと、2 x 3 =6 で、6キロ進むことになる』

と、いうように、論理的に考えることができません。

この基本が理解できていない為、まず数字が文字になり、

1時間にAキロ進む車がB時間走ると進む距離をAとBを用いて表せ 

と、言われると、もう答えを出すことができなくなってしまうのです。

 

以前の記事 ↓ をご参考まで。。。

onnanojinsei.hatenablog.com

 

当然、証明問題なんてできるわけがありません。

こうやって中学で使う数学の基本となる考えは、小学校の算数で作られるのですが、小学校の頃には、「小学生のような小さな子供は論理的に考えられなくて当たり前」とか、「うちの子は早生まれだから、理解力が少し遅いだけ」とか、「通信簿で悪く書かれていないから大丈夫」とか、意味不明のこじつけで、自分の子供が物事を考えようとしないことを正当化する、あるいは、気付かないで過ごしてしまい、中学では結局その延長線上に子供がいることになってしまっている気がします。

 

私に家庭教師を申し込んでこられるご父兄の半数以上が、上記のようなご父兄でした。中2の終わりや中3の初めに高校受験の為に家庭教師を申し込んでこられるのですが、正直手遅れ感を否めないお子さんがほとんどです。

ごくまれに、小学校のうちにちゃんと考えることを教えたいので、学校の授業より遅れても良いので、1つ1つ丁寧に考え方から教えて下さい、という、非常に優れたご父兄に巡り合うことがあります。と、いうよりこの数十年の間にお一人だけそういうお母様がいらっしゃいました。

母子家庭なので、自分が子供の勉強を見てやれないし、自分は学が無いので子供に正しく教える自信がない、だけど、一生懸命働いて、子供に教育という財産を残してやりたいという考え方でした。

私はそのお母様の思いにお応えしたいと思い、一生懸命「自分の頭で考える」という授業を中心に行いました。

小学校3年生から教え始め、高校3年生までずっと教えましたが、最終的にそのお子さんは現役で、東大に合格されました。

正直なところ、ご家庭の状況から授業料は他のご家庭の半分ほどしか頂きませんでしたが、教えていて楽しかったのは事実です。

自分の頭で考えることが分かっているお子さんは、ちゃんと的を射た質問をしてきますし、こちらがした質問に考えて答えてくれます。

他の頭を使わないお子さん達と違い、根拠なく思いついた言葉や数字をすぐに口にするような行動はありません。

多くの子供たちを個人対個人レベルで見てくると、かなり大きな差があることが分かりますし、そのお子さんがどのようにしつけられてきたか、またどのような会話を親子でしているか見当がつくものです。

 

次に、2・理性が働かず本能のままに行動してしまう→我慢ができない については、

勉強が嫌いだからしない 

で、終わってしまうお子さんが大多数であることです。

子供たちは勉強はしなければならないもの、です。

ごく一握りの特殊な人々を除いて、一般的に大人は働くことで、生活を支えています。

日本においては、ありがたいことに、子供達は勉強することが権利であり、義務なのです。

何より、脳について述べてきましたが、勉強は脳にとって非常に大切な刺激となります。ここで勘違いしないでほしいのですが、勉強することだけが脳にとって大切な刺激というわけではありません。しかし、多くの場合、例えば、小学校、中学校の合計9年間、学校の勉強にまっすぐに取り組む子供と、ゲームやアニメだけに時間を費やする子供に脳の発達の違いがみられるのは仕方がないと思いませんか?

まぁ、そんな臨床データはないので、数値で表すことはできませんが、少なくとも私の知っている範囲では、高1の段階で、前者と後者では、顕著に思考や知識に関する違いを見ることができました。

 

また、中3から教え始めた子供の一例ですが、小学校のときに私立受験をし、中学から私立に入学していました。その私立校は大学まであるので、その子は、いったんその中学に入学したら、あとは遊んでいても大学まで行けると思っていました。

しかし、世の中そんな甘いものではありません。たかが、偏差値40あるかないかの私立中学ですが、中学から高校へ内部進学するには、中1から中3までの全定期テストの平均値がある一定以上(と、いってもかなり低いレベルですが・・・)必要でしたが、それに満たない生徒は内部進学ができない規定だったので、その子は、中3の夏休み前に担任から内部進学は出来ないから、受験準備をしなさいと言われたのでした。

中3の夏休み前に、お母様から家庭教師のお申込みがありました。

教え始めたときに、「あれ?この子は頭はいいんだな」と感じました。そうなんです、その子は決して頭が悪いわけではなく、ただ勉強しないだけの子だったのです。

例えるなら、本や映画でヒットした、「ビリギャル」の男の子バージョンだったのですね。ただ、問題はその子はビリギャルの主人公と異なり、努力をしない子でした。

どんなに言っても、宿題はしない、復習はしない、というわけで、週に2回の授業は、毎回同じ事を教え直ししなければなりませんでした。

脳の忘却曲線を絵に描いたような感じで、教えても復習も宿題もしないので、教えたときは理解するのですが、すぐに忘れてしまうんですねー。

また、中学入学後、一切頭を使ったことが無かったようで、中1の最初に習うことからすべて理解していませんでした。

ご父兄の要望としては、なんとか夏休み後の試験からかなり高得点を定期テストでとって、最終的に平均点が内部進学の合格ラインに届くようにしたい、という事でしたが、

何と言っても本人がやるべきことをやらないので、どうしようもありませんでした。

話をすると、「やらなければならないことは分かっている。でも、なんかさぼっちゃうんですよねー」ということで、まぁ、一言で言えば甘いんですよね。何とかなると思っているんでしょうね。やらなければならないけど、やりたくないからやらない。だって、勉強嫌いだもん。というのが本音です。

と、いうようにやりたくない事でも我慢して頑張る、ということができない、つまり脳の機能が壊れているような感じですね。

 

3・言語機能に障害が起きる→意思の疎通が難しくなる という点についてですが、これは、本来の脳の機能の障害というレベルではないのですが、日本語があやしいお子さんがたくさんいるのです。

簡単なことを説明することができない。

たとえば、自宅から学校までの道筋を説明してみて、というと、

『えっと、家を出て道をまっすぐ行って、なんか、途中で右にまがって~』というような意味不明の説明?をします(説明になっていない!)。

家を出て道をどちらへまっすぐ?なんか途中で、ってどこ?

そして、中学生レベル、高校生レベルでは当然知っているはずの言葉を知らない、、、。

そして、明らかに文法的におかしな表現をする。

英語の授業などで、受動態の授業をしていると、「~される」という表現ができない。例えば、

This picture was painted by Picasso.

この絵はピカソによって描かれた

と、いうところですが、この絵はピカソが描いた という訳しかできず、

受動態を何度も説明して、どう教えても、どうしても「~された」と

いう表現に変換できない子が多いんですね。

勿論内容的には「ピカソが描いた」には違いないのですが、受動態の授業においてそれでは、話になりません。

Picasso painted this picuture. と区別がつかなくなります。

 

以前、『最近何を食べてもおいしくて。天高く馬肥ゆる秋、でもないのにねぇ』と中3の生徒に言ったところ、『先生、馬がどうしたんですか?』と尋ねられました。

その生徒曰く『そんな言葉、人生で聴いたことがないし、絶対、学校の誰も知らない』とのこと。

疑問その1、なぜ、中3でこのことわざを人生で聴いたことがないというのかな?

(聞いたことがあるかもしれないけど、覚えてないだけかもと考えないのか?)

疑問その2、なぜ学校の誰も絶対に知らない、と言い切れるの?

と、素朴な疑問が頭をよぎったのですが、とりあえず

「じゃあ、自分でこのことわざを調べてみましょう。ご家族に尋ねても良いですよ」と

宿題にしたところ、翌週の答えは、「先生、やっぱりお母さんも知らなかったよ。おばあちゃんは知ってたけど。普通は知らないよ」と言われてしまい、唖然としたことがありました。

やっぱり、子供の知性は親が作るんだなぁとつくづく感じた出来事の1つでした。

 

4・運動機能に障害が生じる→思うとおりに手足を動かすことができなくなる

これについても、脳に障害があるレベルの話ではないのですが、非常に不器用な子供が多いですね。(ちょっと話が違いますが、そもそも字の汚い子供が多すぎる気がします。)

中学生に合同や相似の説明をする際、かなり成績レベルの低いお子さんには、紙を切って説明することがあるんですが、紙を折ったり切ったりするときに、ものすごく雑な切方や折り方しかできないんですね。

〇〇君、どうして、点線で折ってって言ったのに、こんなにずれてるの?

と、尋ねると、

ちゃんと折ったつもりなんですけど、、、、

という答えが返ってきます。

一事が万事この調子で、かなり不器用なんだなぁと感じることが多々あります。

 

と、いうように、人間の思考や理解、記憶、など、人間として最も大切と言われる機能をつかさどる前頭葉ですが、物理的に脳に障害がない状態でも、発達において問題があるのではないか・・・・と感じることが多々あります。

 

脳は約140億個の神経細胞を持っているとお話ししましたが、初期の胎児には1000億個のニューロンを作り出します。そして2~3歳の頃は、約1000兆のシナプスを持つようになります。

これは、必要な量よりはるかに多い数のシナプスと言われています。

やがて、脳に与えられた刺激によって作られた1000兆個のシナプスのうち、刺激が続くものは、残り強化され、刺激がなくなったシナプスは退化していきます。

こうやって、必要な脳の配線が残っていき、残った配線が強化され、また情報伝達が早くなるような仕組みが作り上げられていきます。

脳の配線が強化され、生き残るのは、刺激が続いたシナプスだけになります。したがって、何度も同じ本を読むと覚えてしまうように、刺激が繰り返されるシナプスはしっかかりと強固なものとなり、さらに情報伝達が早くなるように作られていきます。

この配線がされる時期にいかに脳に多種多様な刺激を与え、シナプスの結びつきを強化するか、が脳の発達において大切なことになりますが、それは、いつなのでしょうか?

 

科学的に脳の発達は3歳までに約80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言われています。先ほど触れたように、2~3歳の脳のシナプスは爆発的に多い数で、その後、使われることがないシナプスが退化していくとお話し致しましたね。

0歳から12歳というと、乳児、幼児、小学生の時期です。

特に3歳までの時期に赤ちゃんが母親と過ごすことがとても大切だと再認識されてきており、この時期に人格の基本部分が完成すると言われ、「心の器」が育つ最重要時期だという脳科学者もいます。

 

こういう情報について考えるたびに、自分が教えて来た、そして教えている生徒の事を考えてしまいます。

勿論、自分の子供について真っ先に考えます。

いまでこそ、脳科学という分野が急速に進歩し、まだまだ分からないことの方が多いとはいえ、かなり様々なことが分かってきました。

こういう知識をできるだけ多くの方が持ち、それを少しでも子育てや教育に生かせればいいのに、、、と心から思う次第です。

 

 

頭頂葉

名称の通り、頭のてっぺんのやや後ろよりにあります。

この部分は、感覚の情報をまとめて認識する役割を担っています。また、空間感覚とその認識を行っているので、目から入った情報を自分の体感に置き換える役割もしているとされています。

 しかし、大脳の他の部位に比べてあまり解明が進んでいない部分でもあります。

 

 

★側頭葉★

こちらも名称の通り、脳の側部にあります。こめかみのあたりですね。

ここで、一番重要な機能は『記憶』でしょう。また、聴覚と嗅覚の判別も行っています。

耳から音は聞こえているけど、それがどういう内容なのかを判断するんですね。

側頭葉にトラブルが起きると、

耳の機能には問題が無く、音は脳に届いているのに、それが何を意味するのか判断できない。

嗅覚についても同様で、においは感じるけど、何のにおいか判別できないという現象が起きてしまいます。

また、昔のことが思い出せず、新しい事も覚えられないという現象が起きます。

 

後頭葉

大脳の後ろの法にある部分です。

ここは主に視覚を認識する部位になります。

ですから、この部分に問題が起きると、

・目は情報をとらえているのに、脳がそれは何かを識別できない、

・目には異常がなくても正しく見えない(判断できない)

などのトラブルが起こります。

 

 

このように、脳はいくつかの部位に分かれ、それぞれがいろいろな働きを担っていますが、うまく情報がつながらないと単純な行為もできなくなります。

 

例えば、あなたが街を歩いているときに、友人を見かけて声を掛けるとします。

このときに、まず、あなたの目が周りの景色をとらえます。その景色を後頭葉が認識し、側頭葉があなたの友人の記憶を引っ張り出して、前頭葉に送ります。前頭葉で、「あ、この人は友人のAさんだから声を掛けよう」と判断します。

 

と、いうように、脳は全体でバランスよく働くことで人としての機能が成り立つわけですね。

 

非常にザックリとですが、大脳の働きはお分かりいただけたかと思います。

 

★勉強と脳★

 

脳はいろいろな刺激により、働くようになっています。

最初に述べたように、脳の神経細胞同士が刺激によりつながり、配線が出来上がっていくんですね。

この複雑な配線を作る時期がちょうど子供が乳児~中学生頃までの間が一番活発だと言われています。

日本の義務教育は的を射た時期なんですねー。

この時期に、

・勉強が嫌いだからやらない

・関数なんか知らなくたって大人になって困らない

などと、バカなことを言っていると、脳の配線がしっかりと作られないんですね。

(のちに述べますが、作られた脳の配線を強化する働きも、脳への刺激によって行われます)

 

日本史を学ぶのは、日本の歴史の知識を得る為だけではなく、

植物の作りを学ぶのは、植物の部位の名前を覚えるためだけではなく、

一次関数を学ぶのは、一次関数の問題を解く為だけではなく、

英単語を覚えるのは、英語を話せるように成る為だけではないのです。

 

ですから、今までに何度も申し上げていますが、思考する、ということをしないで、ただ丸暗記しただけの知識はすぐに失われてしまいます。

 

まれに、親が子供に、

『関数?そんなのわからなくても、生きていけるよ』

などと言う人がいるようですが(私には驚きですが。。。)、

それは、親が子供に

『やらなければいけない事でも、やりたくなければやらなくていいんだよ。それでも人間は生きていけるから。頭が悪くても生きていけるから別にいいんだよ』

と、言っているのと同じだと私は思います。

確かに 生きていく→命をつなぐだけ なら、可能でしょうね。

ホームレスの方々だって、生きて行けますから。

 

人に生まれて、人だからこそ持っている脳の働きを生かさずに、野良犬(最近見ることは稀ですが)や、野良猫と同じように生きていくだけで良いのならそれでいいのかもしれないですが・・・。

 

だから、勉強するということと、脳の発達はかなり密接な関係にあると言えるでしょう。といって、0~3歳の爆発的な神経細胞の増加時に『勉強』だけに結びつく刺激だけを与えることが良いというわけではありません。

 

脳は先ほどもお話ししましたように、各部位が密接な関係をもって働いています。偏った脳の発達を促すような行為は、決して良いとは言えません。

人としてのバランスがとれるように、偏ったものではなく、その子の人格の基本を決めることにも関わるのですから、いろいろな刺激を与えてあげましょう。

裸足で砂を歩くことや、雪を直接手で触ってみたり、緑があふれる森林に身を置いてあげるとか、一般的に情操教育と言われることも非常に大切です。

動物や高齢者と触れ合うこともとても良い事ですね。

 

最近は、経済格差が教育格差につながるということが言われていますが、たしかにそれも一理あります。

 

以前私が教えていた生徒に、私立中学受験をし、合格したら、あとは一切勉強しなくても大学を卒業できると思っていた生徒がいましたが、その子は中3のときに、担任から、『内部進学はできないから、高校受験の準備をした方がいいですよ』と言われ、ご父兄が『何とかしてほしい』と泣きついてこられました。その時点から私が教え始めたのですが、中3の2学期から教え始め、かなり成績を上げましたが、中1から中3までの定期考査の平均点数が0.1点足りず、内部進学ができませんでした。

たかが、0.1点の平均点など、「平常点にゲタをはかせればどうにでもなる」点なのですが、その子は怠け者で考え方が甘いことが担任に嫌われたのでしょうね。

結局、偏差値40もない中学で内部進学できない子が、他の高校を急に受験したからと言って、受かるようなところは限られています。

ところが、お母様のお母様(生徒の祖母ですね)が、教育関係に縁を多くもっていらっしゃったようで、偏差値50(特進クラスは偏差値55~57位)の私立高校に入学できました。

当然、授業についていけるわけがありません。ご父兄は、肩書にこだわる方だったので、その子の実力でも入れるようなレベルの高校へ行かせるのは嫌だったのでしょう。

それなりのお金を使って、入学できたようです。

と、言うことは、その私立高校は大学付属なので、また高3のときに同じことを繰り返し、その大学へ内部進学するのでしょうか?

そのようにしてようやく高校生になったのですから、少しはちゃんと勉強してくれるかと思いきや、宿題はやらない、暇があれば、スマホばかりいじっている、、、という状態で、やる気がまったく見られないので、もう教えないことにしました。辞めさせていただきました。

 

この子はこのまま変わらなければ、おそらくろくな大人にならないだろうなーとしか思えないのですが、自分の子供ではありませんし、ご父兄にも本人にも散々お話をしてきた結果なので、もうどうなろうと私の知ったこっちゃありません(笑)

 

不思議なのが、この子達(なぜ、『達』かと言うと、実は兄妹を教えていました。)、一見真逆のタイプに見えるのですが、教えていると、兄も妹も非常に性格や価値観が似ていることが分かりました。

やっぱり子供を作り上げるのは親なんだなぁ、、、と心から思いました。

しかし、ご父兄は、子供たちが実は似ていることに全く気付いておられず、

『同じ親、同じ環境なので、どうしてこうも兄と妹は違うのか。。。』

と、しょっちゅう私にこぼしておられました。

 

もし、あなたが子供に不満を感じたり、理解できないと思うのであれば、第三者の目で見てもらうと良いかもしれませんよ。

きっとあなたが気づいていないだけで、子供というのは、親のしていることや話す内容を観たり、聞いたりして自分を作り上げていっているからです。

 

あなたは、ちゃんと子供に必要なことは教え、しつけもしている、、、つもりかもしれませんが、もしかして、子供が聞こえるところで、うっかり他人の噂話や陰口を言っていませんか?

ものの価値をお金だけではかるような発言をしてしまっていませんか?

子供にはしてはいけない、、、と普段言っていることを、自分がやってしまっていませんか?「自分は~~という理由があるからいいんだ、、」と自分に言い訳をしながら。

 

子供の脳はそれらを見て、聞いて、脳の情報システムを作り上げていきます。子供からみたら親は自分のお手本なのですから、あなたの足跡の上を子供は歩いていきますよ。

 

数多の子供たちを教えてきましたが、家庭教師という立場に立つと、生徒を通してご父兄の姿がとてもよく見えます。

普段この親子はどういう会話をしているのか、どういう食事をしているのか、ご父兄の価値観はどういうものか、などなど、素通しのガラスを覗くように見えてしまいます。

 

そういったことを通して、以前(と言ってもずいぶん昔で、私が若いころの話ですが)、ある時、ふと気づきました。

生徒とご父兄はほぼ同じ価値観や知識の蓄え方をしていると。

勿論子供と大人では持っている知識量は全く異なります。

しかし、年齢に対して持っている知識の量を考えると、それらは比例しているようでした。

つまり、非常に常識があり、知識も豊富なご父兄の子供は、学齢に比べ、非常に豊富な知識や倫理観を持っており、逆に、非常識としか思えない発言をし、世間一般の知識も少ないと思われるご父兄のお子さんは、同じ学齢の子供に比べ幼稚で、知識も少ないのです。

 

100%その通りだとは申し上げられませんが、ほぼその通り、、、と言っても過言ではないと思います。

 

家庭教師をしていて、英語や数学など勉強を教えるのが仕事ですが、しかし、現実には英語や数学を教えながら、常識や物の見方、考え方、を親と子供に教えているような感じでした。

なぜなら、何度も言っているように、「本人にやる気がない場合は、どんなに教えても無駄」だからです。

学ぶことがどうして大切なのか、逆に学ばないとどういう未来が待っているのかを教えて、本人にやる気になってもらわないと、何を教えても本当に時間の無駄になるだけなんです。

 

それを説明するには、

エビングハウス忘却曲線

を考えて頂くとわかりやすいかと思います。

 

エビングハウス忘却曲線とは*

ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが記憶に関してデータをとったものです。無意味な文字の羅列(音節)を覚えて、その覚えた文字の羅列を再度覚える為に要する時間を計算式で表しました。

一般的に記憶したことは、

 

20分後には42%忘れる

1時間後には56%忘れる

9時間後には64%忘れる

1日後には67%忘れる

2日後には72%忘れる

6日後には75%忘れる

31日後には79%忘れる

 

と、いう結果になっていますが、これは、最初に述べたように

意味を持たない文字の羅列 なので、意味をもったものであれば、

上の結果には直接結び付かないと言われています。

例えば、8桁の数字の羅列 例:58137462 は覚えるには時間がかかり、覚えていられる時間も短いと思いますが、それがもし、あなたの大切な人の生年月日、1995年11月30日のような物でしたら、覚えていられると思いませんか?

 

つまり、勉強でそれが起きるわけです。

 

「なぜそうなるのか」を理解すれば、覚えやすいですが、

全く意味が分からずただ丸暗記しようとすれば、なかなか覚えられず、折角覚えてもすぐに忘れてしまいます。

 

ですから、やる気のある生徒は、なぜそうなるかを知ろうとします。

しかし、そうではない生徒は、なぜそうなるか、を考えようともせず、教えても知ろうとせずに、ただ、結果だけを丸暗記しようとします。

 

これは、言い換えると、前者は、

「知識を得ようとする」

と言えますが、後者は、

「次のテストで点を取れればいい」

というように、学ぶことの目的が異なっているのです。

 

ですから、前者はテストに出るか出ないかで学ぶ内容を判断しませんが、後者はテストに出るか出ないかで、学ぶ範囲を決めようとします。

 

そして、この価値観の違いは、普段の生活の中で生まれると私は感じました。

物事の表面を繕うことを第一に考える大人の元では、子供も同じ価値観で育ちます。

しかし、物事の根本を考える大人の元で育った子供は、同じように考えることをします。

 

例えば、小学校低学年の子供を連れた母親がスーパーマーケットで、買い物をしているところをイメージしてください。

子供が青果売り場で売っている、「桃」に興味を持ち、指で押してみたと思って下さい。

Aの母親は、「ダメよ。何やってんの。お店の人に叱られるでしょ。買わなきゃいけなくなるじゃない。高いのに」と、言い、

Bの母親は、「やめなさい。桃はとっても柔らかくて触るとそこから痛んでしまうの。だから、あなたが買うのならいいけど、買わないのなら、売っているものに傷をつけることになるんですよ。他の人が気が付かないで、あなたが痛めたものを買ったら申し訳ないでしょ?他人に迷惑をかけちゃいけませんよ。だから、今日はあなたが触ってしまったからこれは、ちゃんと責任をもって買いましょうね。だけど、この桃を買うから、今週のあなたのおやつを買うお金が無くなってしまったから、今週はおやつは無くなっちゃうのよ。でも、興味があったから桃を触ってみたかったんでしょ?今日のおやつに桃を食べようね。」

と、子供に話したとしましょう。

文字にするとずいぶん長いセリフですが、実際に話すと大した時間はかかりませんよね。

普段の何気ない会話や行動でこれだけの違いが毎回毎回生じていれば、育つ子供の質が変わるのは当然ではないでしょうか?

 

こうやって育ったそれぞれの子供たちが、勉強に対して見せる姿勢が異なるのは当然のことで、世の中、「一事が万事」という言葉通りです。

 

そこで、遅まきながら、私が家庭教師として教える生徒には、Bの母親の役目のしながら勉強を教えていくのですが、残念ながら、それが理解できないご父兄も大勢いらっしゃいます。

つまり、「もっと公式を覚えさせてください」「もっと宿題を出してください。そうしないと勉強しないから」というご意見が出てくるんですね。

だから、それができないから、こうやってるんです、、、と言う説明をしたところで、すでに大人であるご父兄は、「自分はちゃんとした大人だ」と思っているので、私の話を聞く耳を持ちません。

ですから、私は『申し訳ございませんが、お宅のお子さんは私では力不足で教えることは出来ないようです』と、辞めさせていただきます。

きっと次には、ただ公式を覚えさせ、英文を暗記させるだけの家庭教師を迎えて、その子は将来受験に失敗するのでしょう。

なぜなら、短期の記憶だけでは、受験は乗り切れないからです。

 

私の授業では、『復習』に重点を置いています。

新しい単元は、その単元ではどういう事を学ぶのかをまず教え(その単元を俯瞰で見た話をします)、次に具体的に丁寧に1つずつ考え方を説明していきます。

これらの基本を十分理解することが一番重要です。

そして、この理解した内容を、当日の夜、翌日、2日後、と必ず復習してもらいます。

復習は自分が教わった内容を、誰かに説明することにより行ってもらいます。

例えば、ご父兄や兄や姉など。そして、次の授業の際に、生徒が私に説明をします。そのときに、間違っている箇所や、理解が浅いと思われる個所について質問をして考えてもらいます。それらが終わったら、次には、その説明をしてもらった単元の問題を自分で3つ作ることを、次回までの宿題にします。

 

これらの過程で、1つ非常によく起きる問題があります。

それは、

『わかってるんだけど、どう説明していいかわからない』

と、多くの生徒が言うことです。

実は、これは、『わかってるんだけど、どう説明していいかわからない』のではなく、

わかったつもりになっているけど、実はわかっていない、ということを自分で気付いていない

と、言う現象なんですね。

確かに、日本語が不自由な子供が多いのは事実ですが、彼らは自分がよくわかっていることは、多少表現に問題があってもそれなりに説明できるんです。

ところが、わかっているつもりになっているだけで、実はきちんと理解できていないことは、言葉で説明することができないんですね。

 

大人でもこの現象はよくありますよね。

例えば、「スピンオフ」という言葉がありますが、

「あの映画のスピンオフで〇〇が主役の映画、やるらしいよ」と

言う使い方をみんなするので、使っている人はスピンオフの意味を

理解しているつもりですよね。

でも、スピンオフを知らない人が、「スピンオフって何?」と尋ねたら、

あなたは、ちゃんと説明できますか?

 

☆スピンオフはちゃんとした英語で、spin-off として表現されます。

名詞の場合は複数形(spin-offs)もあり、形容詞としても使われます。

spin(スピン)といえば、車のスピンやフィギュアスケートのスピンを連想しませんか?

そうです、spinには、回す、回転させる、という意味があります。(ちなみに、(糸や綿を)紡ぐという意味もあります)

off (オフ)には、~からそれて、~から離れて という意味があります。

ですから、spin-off (スピンオフ)という言葉は、基本的には、回転してそれる という意味なんですね。それが語源になり、回転することにより、そこから飛び出したものという意味で、『派生したもの、副産物』、というような意味を持つんです。

ですから、映画やTVドラマだけに使われるわけではなく、ビジネスにおいては、本社から独立した子会社を作る、という意味でも使われます。

 

きちんと正しく理解していれば、説明ができますが、知っているつもりだけで、実は正しく知らないと、おそらく、「なんか、映画とかで脇役が主人公になって別にできるシリーズみたいなやつ」位の説明しかできないのではないでしょうか?

これは、まだ具体例を知っているのでこの程度の説明ができますが、生徒の場合、新しい単元を「分かっているけど言葉で説明できない」という場合は、通常それは、「本当は理解していない」ことを指し、かつ本人は「分かっていないことを分かっていない状態」を表します。

 

如何でしょうか?

お勉強が苦手な子供は多くの場合、親が作り出していることをご理解頂けましたでしょうか?

現実には、「とんびは鷹をうまない」し、「カエルの子はカエル」なんですね。

ただ、これらは、私が言っているのは、遺伝子レベルの話ではなく、育つ環境での話ですよ。まぁ、多少遺伝子レベルの影響があることも否めない部分もありますが。

(基本的な脳の神経細胞の構造や働き方は遺伝子で決まります。でも、同じ遺伝子を持つ人間(一卵性の双子など)でも、環境が異なることで、知能に大きな差が生まれることが分かっています)

 

子育てはやり直しができません。

だって、タイムマシンは今の時代にはないのですから。

だから、親自身が多くの事を学ぶべきですよね。

子供にやみくもに、「勉強しなさい」などと抽象的なことを言う前に自分がちゃんと人として学習しているか振り返ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆数学★ロジカルな思考

rope light 2

 

 

 

昨日は、英語について基本的なことをお話ししましたが、

今日は数学についてお話ししてみたいと思います。

 

私自身は、俗にいうところの『文系』なのですが、

数学は大好きです(^◇^)

 

なぜなら、とてもロジカルだからです。

 

ところが、困ったことに最近のお子さんは、

ロジカルなことが、とっても苦手です(- -;)

 

ほとんどのお子さんが、

「なんとなく、こんな感じ」

で、全ての科目に対応しています。

 

数学では、計算問題ならそのままストレートに計算すればよいのですが、

文章問題になると、

 

〇〇は、◆だから、△を加えると◇になる

 

と、いうように論理的に考えることが必要なのですが、

それができないんですね。

 

例えば、文章問題の式をかかせて、

「どうしてこういう式になったか説明してみて下さい」

と、言うと、

 

なんとなく、足してみた

ひくような気がしたからひいてみた

2で割るとちょうどいい数字になるから割ってみた

 

など、恐ろしいことを言うんですね。(- -;) ホント怖いわー

 

中学生に

 

6 ÷ 2 = 3

 

という式はどういう事を表していますか?

と質問すると、

6を2で割ると3になる

と、答えます。

 

では、6を2で割ると3になる というのは、

どういう事でしょうか?

 

と尋ねると全員が黙ってしまいます。

 

6÷2=3 が 表すのは、

 

① 6の中には2が3つある

② 6を2つに分けると3ずつになる

 

という2つの意味なんです。

基本的にこのことが分かってないと、掛けなければならないときに

割ってしまったりします。

 

 

◇「みはじ」って言葉、知ってますか?◇

 

そうですねー、例えば、距離と速さと時間の関係 

問題などでよくその間違いを見かけますね。

掛けるところで、割ってしまったり、またその逆をしてしまったり。。。。

 

これは、基本的には小学校で簡単な基礎を学ぶのですが、

中学でも再度出てきます。

 

これは、論理的に考える非常に良いカテゴリーになりますが、

学校では、

 

「なぜそうなるか」

「どのように考えるか」

 

についてはほとんど教えることがないようで、

(中にはきちんと説明していらっしゃる先生もおられると思いますが)

 

みはじ

 

と、言う言葉を使って覚えさせているようです。

 

以前、このカテゴリーの問題を解いている生徒が、

「えっと、みはじ だから・・・」と

ぶつぶつ言っているので、

「みはじ ってなぁに?」

と、尋ねたところ、

「えっ、先生、みはじ 知らないの?教科書にも

書いてあるよ」

と、言われて教科書のそのページを見せてもらったところ、

なんと、

道のり=速さ×時間 → みはじ で覚えましょう

と、書いてあるのです!

以前はそんなことが書いてある教科書は無かったので、

その時期頃から書かれ始めたのでしょう。

 

だから、生徒は、なぜ、

速さ と 時間 を掛けると 道のり が出るのか

なんてことは全く考えないですし、もちろん、

自分で、速さ と 時間 を掛けると 道のり が

出るなんてことを発想することすらありません。

 

こういう事を論理的に考えられないと、中1の夏休み前に

「文字式」

を学びますが、その時点で式を作ることができません。

 

基礎的な問題に、

 

1冊 a 円の 本を b 冊 買って、2000円を払ったら、

200円のおつりがありました。これを式で表しなさい。

 

という問題がありますが、これを考えることが

できないんですね。

 

1冊 300円 の 本を 6冊買って、2000円を払ったら

おつりはいくらでしょう?

 

と言われれば、さすがに中学生ですから、

すぐに答えを出すことができます。

 

しかし、数字ではなく、文字になった途端にわからなくなって

しまうんですね。

簡単なもの(小学生レベル)に関しては、数字があると中学生なので、

直感的にわかるんですね。

でも、数字が文字になると、根本的な考え方を理解していないので、

分からなくなってしまうんです。

 

ちなみに、速さというのは、単位時間あたりに進む距離を表しますが、

それ自体を理解していない子供が多いのです。

 

確かに、学校という場所では、様々なレベルの生徒を相手に

一人の先生が教壇に立って教えるのですから、しかも

限られた時間で、ですから、最低限の範囲は出来るだけ多くの生徒が答えられるように、という授業形態になるでしょうし、また、生徒によっては当然ついてこられる生徒もいれば、そうではない生徒もいるわけです。

 

そうなると、ここは、簡単に覚えさせてしまおう、という

発想になってしまうのでしょうね。

 

でも、以前にもお話ししたように、考えて理解することなく覚えたこと、というのは、すぐに忘れてしまいます

 

また、ちょっと問題をひねると途端に答えることができなくなってしまいます。

 

例えば、

 

A地点からB地点まで、a キロある。行きは時速xkm/h で、

帰りは時速 y km/h で進んだ。平均の速さを出しなさい。

 

と、いう問題になると手も足も出ない、という状態になります。

(ちなみにこれは中1の文字式の問題です)

 

距離、速さ、時間 の関係についてきちんと理解していれば、

どうってことない問題なのですが、できないお子さんの方が

多いのは事実です。

なぜなら、覚えた 「みはじ」 に何をあてはめて良いのか

分からないからです。

 

そして、この文字式の授業が終わり、方程式に入ります。

当然、方程式は式が作れなければ解くことができません。

 

このあたりから、「数学おちこぼれ」が顕著になってきます。

小学校の頃は「覚えれば何とかなった」ことも、中学の数学では、

理解しないと、答えることができなくなってきます。

 

「考える」ことで問題を解けばよいのですが、覚えたものに

あてはめて問題を解くことを、小学校から続けてきたお子さんには

中学の数学はかなり厄介なものとなってしまいます。

 

そして、ご父兄は、お子さんが

 

論理的な思考なしに、

覚えたことにあてはめて答えを出した

 

その結果、たまたま点数が良かっただけでも、

 

「うちの子は大丈夫だわ」

 

と思ってしまうのです。

怖いですよねー

 

このパターンに当てはまるお子さんは、中学では

だんだんと成績が下降線をたどるようになります。

 

特に証明問題は苦手なのが特徴ですね。

だって証明問題は論理的に説明することが回答になるわけですから。

 

また、数学を論理的に考えることができると、物事を論理的に

見ることや考えることの一助となります。

 

 

◇思考との関係◇

最近の流れとして、考えることより感覚的にものごとを見ることが

もてはやされているような気がします。

 

勿論、感覚的なことというのは非常に重要なファクターです。

が、しかし、それだけでは人としてバランスが良くないのではないでしょうか?

 

単純に、物事の良し悪しを感覚で決めて良いのでしょうか?

人間関係や、社会の仕組み、自分の人生について、

などなど、考えるべきことはたくさんあります。

考えた上で、計画を立てる、

考えた上で、結論を出す、

こういった『思考する』ということは非常に大切で、

脳の発達を促します。

 

そもそも、人が他の動物と大きく異なるのは、本能の他に、

理性があるからです。

理性は感情によって育てられるものではなく、思考、知識、などに

よって育まれるものです。

 

前頭葉の発達なくして、理性は育ちません。

前頭前野は人の社会性を保持するという重要な働きをしています。

前頭前野にダメージを受けると、理性がきかず反社会的な行動を

とるようになってしまいます。

 

この前頭前野は、思考、推理、計画など、人らしい働きを

担っているので、脳の中でも指揮者に例えられる重要な部位です。

 

この部分が未発達だと、感情の抑制がきかず、また、計画的に

物事を行うことも苦手になり、社会的に正しい判断ができないように

なってしまいます。

小さな子供はまだ前頭前野が発達途中なので、ほしいものが手に入らないと

所かまわず泣いたり、駄々をこねたりしますよね。

大人でも、自己中心的で物事の基準がすべて自分という人を時々

みかけますが、そんな人を見ると私はつい、

「この人の前頭前野はどうなっているんだろう?」

と、思ってしまいます ( ̄▽ ̄;)

 

と、まぁそういうわけで、思考するということは人にとって、

人である為に重要な行為なわけですね。

また、思考することにより、脳に刺激が与えられ、脳の発達を

促すことも重要ですねー。

 

そういえば、

Don't  think!  Feel.

と、いう名台詞がありましたが、それは、その方が重要な場面だから、

であって、常に

Don't  think!  Feel.

では、困りますよ( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆英語の学習★基本

A

 

昨日は英語の学習について、ザックリとお話ししましたが、

今日はもう少し踏み込んでみたいと思います。

 

 昨日の記事はこちら ↓

onnanojinsei.hatenablog.com

 

 

まず、英語が苦手な、、、というとかなり婉曲な表現ですが、

ズバリ、

 

英語の成績が悪い

 

お子さんというのは、大体の場合「英語」の基本が

全く分かっていません。

 

学校では、

 

Hello  は  こんにちは

 

How are you?   は ごきげんいかがですか?

 

というように、教えていきます。

でも、how、are、you の各単語については、この時点では全く教えません。それなのに、次に違う使い方で出て来た時には、前に学んだ単語としてわかっていて当たり前の対応になっているのが現状です。

 

「先生、うちの子は数学は出来るんですけど、英語がまったくダメで、

英語をよろしくお願いします。」

 

と、おっしゃるお母様のおっしゃる通り、その子は本当に

英語がダメでした(いや、ホント、かわいそうに)

 

How are you? 以外に、how という単語は使うことがないと

思っていたようで、

 

How long does it take?  (どの位時間がかかりますか?)

 

と、言う文で、

 

ご機嫌は長いですか?

 

と、和訳しました(苦笑)

ちなみに中3の夏休みです。

いやいや、まず日本語としてどーよ、それって。

ご機嫌が長いって・・・・笑うに笑えない・・・

 

どうも、中1の最初に学校で暗記させられた

 

How are you? ご機嫌いかが?

 

の印象が強烈だったようですね。

 

まぁ、こういう感じで、中1の英語は始まるわけです。

最初に、アルファベットを読み書きできるように、

次には、曜日、月、犬、猫などの名詞を覚えていきます。

そして、上記のような簡単な挨拶や自己紹介などの会話文ですね。

 

確かに、単語さえ覚えれば、意思の疎通って何とかなるところって

ありますよね。

 

例えば、その辺の道で海外の方に、

 

渋谷  駅  電車  

 

と言われたら、「あー、渋谷駅にいきたいんだなー」って

わかりますよね。

 

でも、学校の英語はそういうわけにはいきません(ザンネン!)

 

結局、学校で行われる中間テストや期末テストなどでは、

『単語』だけではなく、和訳・英訳のいずれにしても、『文』を求められます。

 

中学校で求められる 

 

文の形

 

は本当に基本的なものばかりですので、最低限のものを

理解してしまうとあとは結構楽にこなすことができます。

 

皆さん、覚えてませんか??

S とか V とか O とか C とか ( `ー´)ノ

 

日本語はとっても複雑で難しい言語です。

 

 私は学校へ行く

 

と、言う文は、

 

 学校へ行く、私は

 

と、言っても、

 

 行く、私は学校へ

 

と、言っても日本語の文として成り立っていますよね。

 

でも、英語は基本的に各単語の役割で文中の位置が決まっているんですよね。

 

日本語は、~が、~を、という助詞があるから、言葉の位置の入れ替えが

できるんですね。

 

でも、英語には、~が、~を、にあたる言葉はありません。

その代わりに、文のどこに単語があるか、で、

~が、~を、 を表現するんですね。

 

文の最初に、主語としておかれる単語は ~は、~が という意味を持つんですねー

 

基本的には、その主語の次に来るのは『どうする』『~です』という

動詞がきます。

 

まず、この段階で、文の基本の 主語 と 動詞 の文中の位置を

理解することが大切です。

 

基本として、英語は

 

最初に 主語(S)~は、~が、にあたるもの

次に 動詞(V) 状態、様子、動作を表すもの

 

がきます。

例えば、文の一番最初に、

『I』 があれば、それは、

「私は」、又は 「私が」、 という意味になります。

『He 』 があれば、それは、

「彼は」、又は 「彼が」、という意味になります。

 

次に、来るのは V です。

例えば、主語に I があれば、

walk (歩く)、come(来る)、run(走る)

などを I の後ろに持ってくることで、

私は歩く、

私は食べる、

私は走る、

という基本の文を作ることができます。

(この段階で自動詞、他動詞を考えるのはやめておきましょう。

話がややこしくなるだけです)

 

まずは、最低限これをしっかりと理解しましょう。

誰が(何が)どうする という形の文を作ることができます。

 

これがしっかりと分かったら、動詞について学びましょう。

動詞というのは、英語の中で唯一変化する単語です。

学生としては、文の中で、一番注目しなくてはならない単語です。

時制を表したり、受動態、進行形、完了形など様々なものを表現します。

 

そして、大切なのが、

 

be動詞

 

です。

この動詞は動詞の中でも別格の大御所なんですよー

とっても重要な動詞です。

 

まぁ、動詞は全部大切ですけどね f(^^;)

昨日の記事で紹介している参考書は、中学生には

非常にわかりやすく、また覚えやすく書かれていておススメです。

ポイントが絞ってあるので理解しやすくなっていますね。

(繰り返しますが私はZ会とは何の関係もありません。

ただ単にこの参考書が使いやすいので気に入っているだけです)

 

このZ会発行の

『中学英文法 Fine

は、今まで私がザックリと述べたようなことが、順序立てて

分かりやすく書かれています。

ちなみに、この参考書は中学生用です。

でも、英語ができない高校生にもおススメです。

 

と、まぁ、こういう基本をしっかりと理解すると、

『英語』が見えてきます(^-^)

 

英語は日本語のような複雑な言語ではありません。

特に中学で学ぶ範囲のものは、本当に基本になるもので、

中学3年間で学ぶものだけでほとんどの表現ができます。

あとは、語彙を増やせばOKです。

単語を覚えるときは、単語単体ではなく、必ず文にして覚えましょう。

 

例えば、

 

false

 

という単語を覚えるときに、

 

That idea seems false. (その考えは間違っているようだ)

 

と、いうように覚えると、false の意味や使い方、

そして表現の形も1つ覚えることができます。

他の単語も一緒に覚えられますしね♪

 

そして、覚える時には必ず音読しましょう。

これ、大切です。

特に発音は、とっても大切です。なぜなら正しく単語を早く覚える為に

必要だからです。

できるだけネイティブのCDのついているものを用意して、

よく聞きましょう。

そして同じように発音してください。(正しく発音できるように

努力しましょう。恥ずかしがってはいけません。耳で聞いた通りに

発音できるよう頑張りましょう)

 

ネイティブの発音を聞きながら、音読をする。

これが一番お勧めの勉強方法です。

 

例えば、毎日30分、聞きながら音読をしてみてください。

かなり英語力がついてきます。

ちゃんと集中してやってくださいね。

30分なんてすぐに経っちゃいますよ(^-^)

慣れたら、時間をのばしていきましょう。

最終的には、日本語の文を見て、英文をスラスラと書ける水準になるまで

繰り返します。

 

これができるようになると、おそらく

 

一番得意な科目は英語

と、言えるようになるでしょう。

 

何でもそうですが、努力しないで楽に良い結果を

得ることはできないものです。

 

まして、他の生徒がずっと先に進んでいるのに、後れをとっているなら

なおさら、努力が必要です。

まぁ、努力ができない子だから、後れをとっているんでしょうけどね f(^^;)

 

あ、そうそう、私がオススメした参考書ですが、

これを買って、お子さんに 「ホイ、勉強しろよ」 と

渡したところで、宝の持ち腐れになるのがオチですよ。

やめておきましょう。

 

英語に限らずですが、勉強が苦手なお子さんは、多くの場合、

日本語が不自由です。

えっ??日本人じゃないのかって??

いやいや、立派な(?)日本人ですよ。

でも、学齢にふさわしい日本語の知識を持たないお子さんが

ひじょーーーーーに多いんです。

本を読まないお子さんがとても多いのも事実です。

 

ですから、猿にもわかるように簡単に書いてあるわかりやすい

文章でも、意味をくみ取れないお子さんがたくさんいるのです。

 

そういうお子さん達に、この参考書を買って渡すだけでは、

豚に真珠、猫に小判、猿に参考書、という状態必至です。

 

ちゃんと、1行ずつ一緒に読んで、この1行に書いてあることは

分かるかな?と確認していかないと、イタリア人に日本語の本を

渡したときと同じ位、理解できないんですよ。

 

実際、中学生で、

数学の問題の意味が分からない、、、

というお子さんは数多くいます。

もはや、数学が分からないのではなく、それ以前に、文章問題の意味が

分からない、という状態ですね。

 

いつから日本人はこんなに日本語が苦手になったのか

不思議です。。。(- -;)

 

以前教えていた生徒達ですが、中3の女子2名で

冬期講習を行っていた時です。

確か、数学の相似の説明をしていたときだったと思います。

 

私 : では、その紙の点線を書いてあるところを谷折りして下さい

生徒A : えっ??

生徒B : 先生、日本語で言ってください。

私 : ん?? 日本語しか話してないけど?

生徒A : タニアリ って何ですか?

私 : いえいえ、谷折りですよ。

生徒B : 何ですか?それ・・・

そこで、谷折りをやって見せて、

私 : 「谷 ってあるでしょ?」

生徒A : タニ って何ですか?

生徒B : やだぁ、Aちゃん、タニ知らないの?

私 : では、Bさん、Aさんに谷を説明してあげてください。

生徒B : 谷ってー、川があって、キャンプをするところだよ

私 : (ん? 微妙に違うような・・・嫌な予感・・・)

私 : じゃあ、ここに谷の簡単な絵を描いて説明してあげてください。

生徒B : はーい

 

と、言って描いた絵はフツーの川岸でテントを張っている絵でした。

どこにも谷らしきものを表す絵はない・・・・

 

私 : Bさん、それはもしかして、河原でテントを張っている

    ところですか?

生徒B : はい、これが谷です。

私 : どこ?

生徒A : それ、多摩川とか江戸川とかと同じだよね?

生徒B : そんな感じだけど、もっと遠くだよ

 

この会話の不毛さ、わかりますか?

中3で高校受験を控えた生徒2人が『谷』を分からない状態・・・

 

結局私が簡単な図を描いて説明して、だから谷折りって

いうんですよ、ついでに

「獅子は我が子を千尋の谷へ落とす」

という言葉と意味も一緒に教えたのですが、

「へぇー、お母さんに教えてあげよう」

と、言う言葉に何とも答えることができませんでした(- -;)

 

これが、平均的な中学生とはいいませんが、残念ながら結構多いのも

否めないところです。

 

脱線してしまいましたが、英語の基本は

・まず文の形を理解しましょう

・毎日ネイティブのCDを聞いて音読をする

この2つが大切ですよ

 

ローマは一日にして成らず

Roma was not built in a day.

 

です。

 

 

お勉強が苦手な中学生☆英語の学習

 今日はお勉強が苦手なお子さんの中でも、中学生の

英語ができない子が多いことについてお話ししてみたいと思います(^^)

まずお勧めの参考書はこれです。

 

 

 

 

これは、私の英語の授業を受ける中学生には必ず購入してもらっています。

(ちなみに私はZ会と何の関係もありませんし、何も頂いていません。

でも過去にかなりの数を購入しています。もちろん定価で)

 

非常にわかりやすく、見やすくて適切にまとまっていると思います。

 

英語

 

って、今は小学校5年生から始まりますが、

まぁ、小学校のうちは、簡単なダンスを交えた英語の歌とか、

挨拶ですよね。

 

ちなみに、私が思うに、

 

英語 は 言語

 

なので、数学や化学とは全く違うものなんですよね。

 

よその国の違う民族が話す言葉を身に着けることが

英語の学習になっているわけです。

 

私が中学生の頃って、結構、文法にこだわった英語の授業があり、

また、教科書には日本語が載っていませんでした(確かそう思うんだけど・・・)

 

でも、今の中学生の英語の教科書(crown とか horizon とか)って、

バンバン日本語が書いてあるし、下手すると、単語の読み方がカタカナで

書いてある!!!

しかも、単語の意味は辞書がなくても教科書の後ろに全部出てるし!!

 

だから、生徒には英語の辞書をもっていない中学生もいるんですよ!!

驚きですよねーー

 

私は、単語は辞書を引くのが基本と教えています。

 

なぜなら、英単語を1つの日本語の意味で表すことは不可能だからです。

 

その単語が本来表しているものは何か

 

を知るには、辞書を引いて、そこに書いてある意味や例文を全部読むと

その単語の本来のコアな部分が見えてきます。

 

例えば、日本語で

 

『思う』

 

と、いうと、中学生は99%が

 

『think』

 

だと答えるんですねー

 

でも、日本語の『思う』という言葉は、

 

1.あの人が犯人だと思う

2.おなかがすいたと思う

3.アメリカへ行ったら何をしようかしらと思う

4.この数学の答えをだすのは難しいと思う

5.君のことを思っているよ。

 

などなど、英語で考えると全部意味が違うんですよねー

 

1.は 「推測する」 という「思う」→ guess

2.は 「感じる」 という「思う」 → feel

3.は 「~かしら」 いう「思う」→ wonder

4.は 「思考する」 という「思う」→ think

5.は 「愛情を感じている」 という「思う」→love

 

と、場面に応じた『思う』があるわけですよね

 

でも、学校の英語ってそんなことまでは教えてくれないし、

教えている時間もついてくる生徒の数も少ない・・・

だから、自分で学ぶしかないんですよ

 

そのために、辞書を引いて、その単語の意味を全部読むと、

コアの部分が見えてくるんです。

 

これは、私が中学の時に、「思う」って和英辞典を

ひいたときに、あまりにたくさんあって、「なぜ?」と思ったのが、

きっかけでした。

 

そうやって考えると、日本語の正しい使い方も少し見えてきたりして。。。

 

英語は日本語と全く文法が異なりますよね。

でも、昔は文法に重点を置いて、結局中高6年間英語を学んでも、

英語を話せない日本人が多かったので、文科省は会話重視で

文法二の次の英語授業を中心にしたんですよね。

 

でも、でも、ですよ、

全く知らない言語を週に2~3時間、意味も訳すことなく、

文法も教えずに英語をやり始めると、12~13歳の子供が

理解できるでしょうか??

 

たとえば、ご父兄が、文法も文章の意味を訳すこともなく、

スワヒリ語や、定冠詞だけで16個もあるドイツ語を

いきなり、挨拶や歌で始めて、単語の本来の意味も調べずに

週に3~4時間程度の授業を他の科目の授業もあるのに、

和訳もせずに授業が進んでいくと、その科目が苦手になりませんか??

 

と、いうのが、私の英語の授業に関する認識なんですね。

だから、私は文法から英語は入ります。

英語はよその国の言葉だから、和文の言葉1つ1つを英語に置き換えるだけでは、

英語はできないよ。

 

ある現象や、行動、事象を、日本語では何と言って、

同じ現象や、行動、事象を、英語では何と表すか

 

を考えないとダメなんだよ。

と、最初に教えます。

 

そして、次に英語の文法を教えていきます。

ちょうど学校と反対ですね。

 

その英語の授業に役立つのが上記の参考書なんです。

これは、私が使いやすく、また中学生にもわかりやすく書いてあるので

とっても気に入っている参考書です。

(しつこいようですが、私とZ会は何の関係もありません・・・)

私が英語を教える中学生には必ずこれを用意してもらいます。

 

もし、中学生で英語が苦手だったら、この参考書をよぉーーーーーく、

何回か読むととってもよくわかると思いますよ(^^ゞ

 

 

 

 

お勉強が苦手な中学生☆脳科学★1

Brain

 

 

さてさて、

成績が良くない子供は親が作る

、、、という

点についてお話ししてきましたが・・・・

 

昨日、触れたように、ご父兄はとっても良識的でちゃんとした

大人なのに、お子さんの成績が良くない・・・

と、残念な現象もごくまれにあります。

 

ご父兄のお子さんの育て方は、例えば、常識や良識を持った

ご父兄なら、

 

公園で木の葉や草、花などをちぎろうとする小さな子供に、

 

「この葉っぱや小さな花にも命があるんだよ。

必要がないのに、ちぎったら命をうばうことになるんだよ。

隣にある花が子供かもしれないのに、子供からお母さんを

とっちゃ可哀そうでしょ?

可愛いお花だからここで見てあげようね。

ほら、このお花のここは 花びら っていうのよ。

ここが くき って言うの。」

 

と、命の大切さを教え、同時に公園でのマナーも教え、そして

したいことは何をしてもいいわけではないということも、

さらに自然の植物についての知識までも教えていますが、

 

多くのご父兄は、小さな子供が公園で草や花をとっても

注意することすらしません。

子供が花を取って何が悪い、小さな子供なんだから

当たり前、と言わんばかりです。

 

このような日常の何気ないところでの差は10歳の

子供なら、10年分の差となって表れてきます。

10年間、毎日の親子の当たり前の会話と行動が大きな差を

作ってしまいます。

 

差がつくのは当然ですよねー

 

こうやって養われた子供の感性は、いろいろな場面で

様々な違いを見せつけてきます。

 

子供達に勉強を教えていると、年齢相応の常識を備えている子は

基本的に成績もよく、教えていることの理解も早く、理解が

できるので、記憶の定着も見られます。

 

一方、そうではない子供たちには、同じように教えても

理解力が低く、理解できないので、覚えることもなかなかできず、

覚えたところで、丸暗記しているだけなので、すぐに忘れてしまいます。

 

そもそも、お勉強ができるとか、常識があるとか、それらは全て

 

『 脳 』

 

の判断によるものですよね

この脳は、生まれたときから約140億個の脳細胞をもっていて、

この数は大人になってもほとんど変化するものではないんですよ。

 

大切なのはその脳細胞同士が結びついて情報伝達をしていくシステム

なんですよね。

 

脳は刺激によって、情報伝達システムを発達させていくんです。

脳については最近多くの事が分かってきていますが、まだまだ未知の

範囲がたくさんあります。

それでも、生まれてから人の脳はあらゆる刺激によってシステムが

構築されていくことは分かっています。

 

小さなときに何を聞き、何に触れ、どう感じるのか、学校へ行くようになり

知らない知識をどんどん教えてもらって分かろうとするというような

ことを通して、脳は発達していくんですねー

 

その発達を促すか、どうかは親の対応の仕方次第って言える部分が

ありますよねー

 

だから、親の役目は大きいんです。

学校の勉強を一所懸命するということは、脳の発達にとても良い刺激を

与え、知識を増やし、責任感を養い、また、それをできる子供に育てるのが

親の役目といえるでしょうねー

 

今日はちょこっと 脳科学 のエッセンスを加えてみました